今日はたまった雑誌を消化していた。最近、週末はけっこうそんな感じ。
で、『SPA!』を読んでたらビジネスのコーナーで、「日本企業はセカンドライフとどう付き合うべきか?」という特集があった。
いくつかやっぱりおかしいコメントがあったので指摘しておきます。
まず、サイバーアドベンチャーって会社の人のコメント。
ビスタのエアロ機能が象徴的ですが、今後、ウェブブラウザソフトをはじめ、PCなどのインターフェースの3D化が進むというのが、世界レベルでの専門家間での共通認識です
そうなの? まあぼくは世界レベルの専門家じゃないのでわかんないんだけど、ほんとかよって思いました。もちろん最近ブログに書いてるように、リアルタイムなコミュニケーションはぼくは短期的には(ここ最近の揺り戻しもあるし)来ると思う。そして、アバターモデルに可能性があることもわからなくはない。でも一般化は難しいと思うし、ビスタとセカンドライフをつなげるのはちょっと強引だなと思う。
次にメルティングドッツの人のコメント。
3D化されるメリットはいくつかあります。例えばアメリカのスターウッドホテルは、開業予定のホテルと同じ仕様の建物を、現実に先駆けてSL内に建設し話題を席巻。ユーザーからデザインなどのマーケティングデータを集めています。実際に造る前に感想が得られる効果は大きい。ユーザーも2Dより3Dのほうが、圧倒的にイメージしやすいんです」
この人はWebSigのイベントで話してた人だ。あの時も日産は自動車の自販機で色の好みのマーケティングデータを集めていると言ってたけど、セカンドライフとかWeb2.0界隈ってマーケティングがなんたるかをわかってない人がコメントしすぎです。
で、話題を席巻してないだろうというツッコミはこのさい置いておいて、2Dより3Dのがイメージしやすいって、写真のほうがよくない? イラストじゃだめ? 部屋を動き回れるからイメージしやすい?
そもそもそんなチェックまでして宿泊するホテルを決める? だいたい株主でもないのにこれから建設されるホテルの内装にコメントする人なんているのだろうか。なんの得があるんだろう。
そもそもセカンドライフユーザーってホテルに泊まるのか? スターウッドホテル・グループってってシェラトンとかメリディアンとかウェスティンを経営しているとこでしょ?
そんなホテルの利用客ってセカンドライフユーザーと同じ層じゃないでしょ(もしかして、ちがうスターウッド?)。そんな人のコメントが内装の参考になるの?
話題狙い以外の理由があったとは思えないけどなあ。
ちなみに、ぼくのセカンドライフへの認識はいまだに「わからない」です。流行るかもしれないし、その可能性は少なくないと思っている。通貨圏のこともそうだし、オープンソースへの積極性も評価できる。任天堂がWiiで同じことやるよって思う一方で、セカンドライフのプラットフォーム上でどっかの企業がクライアントソフトを出すかもしれない(まあ任天堂がそのソフトの販売を許可するかは別だし、マリオなどのキャラクターを扱えるかも別だけど)。
だけど、企業の参入を、電通をはじめとする「わかってない」マーケターやプランナーが先導しているのは危険だと思う。
ちょっとがっかりする記事でした。











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