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対話型マーケティングと今後の企業サイトのあり方

みんな仕事してるのに、実家で2ちゃんとか読んでる場合じゃないだろうとちょっとだけ反省して、少しずつ仕事に復帰しています。まだ再就職ってわけじゃないのですが、もできさんと一緒にこんなのを始めました。

キッズプレートは、企業自らウェブで配信する生放送の番組を制作して情報発信を行うための番組制作サービスをスタートした。

ぼくはこれからの企業にはコミュニケーション力が大きく問われると思っています。
それは単なる広報対応力ではなくて、もっと積極的に消費者とのコミュニケーションを確立していく組織や仕組みのことです。

ブログはそのひとつですが、それだけではなくさまざまな形で、直接対話ができるような仕掛け、まさにコミュニケーションそのものを設計するようなデザイナーが必要とされると信じています。
最近ではカンバセーショナル・マーケティングなんて言葉もあるようですが、そんなのはどうでもよくて、CRMとか言ってた2000年当時から(あるいはもっと前から)ぼくらのやるべきことは変わらないので、それを実現するための設計ができるかどうかが重要(でも言葉をつけて一般化するのはいいことだと思う)。

ビジネスブログを見てても、うまいなあと思う企業は

  • どんどんチャレンジすること(恐れず数撃つこと)
  • 日々の変化に対応すること

に覚悟を持って取り組んでいます。まあ数撃つといっても某ニフティみたいなムダ弾の乱発はまったく評価できないけど。

おそらく今の企業サイトってカタログだけでは集客できないと思うんですよね。もちろんカタログ目当てで来訪するユーザーは購入意向も強いだろうから大事におもてなしをしなきゃいけないんだけど。
だからレシピデータベースのようなコンテンツを提供して集客してるし、けっこううまくいってるようだけど、その先にブランドを作っていくための「何か」が必要なんだと思っています。

「ケチャップリポート」はおもしろいと思ったけど、あれを見た人は「ハインツ」ってメーカーまでちゃんと記憶してるのかな。そこが微妙。ケチャップといったらカゴメをひっくり返せるのか、もちろんネットだけでそれは不可能だけど、少なくともそういう意識は必要。これからは商品やメーカーをきちんと立ててやっていかないといけない。

前にも書いたけど、これからの企業サイトは

  • ブログ
  • 番組
  • イベント

の3点セットで展開していくべきだと思っています。もちろんレシピデータベースみたいなのはあってもいいし、カタログだって必要。あくまでもコミュニケーションのツールとしての話。

このうちの番組は今回ぼくが関わったプロジェクトなんだけど、イメージとしてはラジオのタイアップ番組に近いかも。
具体的には「ローソンお弁当チャンネル」とか「ブックオフMANGAチャンネル」とか、企業のビジネスにそった内容の番組をきちんと定期的に放送することで、見られもしないムダな広告を出すよりもよっぽど顧客との関係強化ができると思うんです。

あとはイベントの中継ね。

実はピタマックの全国キャラバンを見たときに(あれは『宣伝会議』の連載でも取り上げたんだけど)、「これ、動画で生中継したらもっとおもしろいのになあ」と思ったんですよね。あのイベントはピタパンに各地の名産物をはさんで食べるというプロモーション企画で、博多では「明太子ピタ」を作ったり、広島では「もみじまんじゅうピタ」を作ったりしてました。「もみじまんじゅうピタ」なんて絶対まずいですよね、その「まずいー」ってみんなの顔を流したいと思った。もちろんおいしいときの表情も。

ああいうイベント(ブロガーイベントに限った話じゃない)をもっと企業はやっていけばいいと思う。

ちょうどそういうことを考えてたときに、もできさんから今回の話を聞いて、ぜひってことでお手伝いさせてもらうことにしました。
生放送とチャットによる視聴者のリアクションは「コロタン」でも可能性を感じたし(今回は「コロタン」で一緒にやってたケージも参加してます)、リアルタイムコミュニケーションというのはこれから再加熱するはず。それがセカンドライフになる可能性はゼロじゃないけど、普通にストリーミングとチャットでいい。

まとめると、今後の企業サイトは

情報コンテンツ × コミュニケーション

の掛け算で価値が高まっていくと思います。
前者については今でもできてるところはいくつかあるし、だいたいのノウハウも蓄積されてる感があるけど、これからは後者の取り組みが本格化するでしょう。

その支援をしようというのが今回始めた「企業チャンネル」です。
ご興味のある方は、キッズプレートまでご連絡ください。今ならぼくが打ち合わせに出席するという特典付きです。

企業サイトをほんとにメディアにするために、もっとおもしろいことを仕掛けたいですよね。

[追記20080404]
キッズプレートにも「企業チャンネル」にも現在は関わっていません。でもライブやコミュニケーションの重要性についてのぼくの考え方は変わっていません。

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2000年〜2003年末 動画1.0 IIJ、JStream、Sony、NEC、各ADSL業者、Real MediaからWindows Mediaへ・・・...

コメント(4件)[コメントだけのRSS]

生放送ってのがすごい。

うちでなにかできるか、考えてみます。

はい。リアルタイムで流すということと、リアルタイムにフィードバックをもらう、この時間を共有するという現象が企業と消費者の結び付きを強めると思っています。
ぜひ検討してください!

「カンバセーショナル・マーケティング」を一刀両断されているところ、気持ちよかったです。うちの会社の偉い人たちが、社外で得意げにしゃべっちゃうので、困ってました。あんなの恥ずかしくて提案書に盛り込めません。(広告プランナー)

harukoさん、コメントありがとうございます。
「カンバセーショナル・マーケティング」については、その後も考え続けて、こういうのも書いています。

本当のカンバセーショナル・マーケティング | smashmedia
http://smashmedia.jp/blog/2009/01/002519.html

ご参考まで-。

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