とりあえず、これで最後。読みきった。
とうとう『ダカーポ』も休刊かー。広告単価を上げてもダメなのかな。確かにぼくも買わなくなってるからなあ。大学の頃は『ダカーポ』買ってて、マガハを受けたのも『ダカーポ』作りたかったからなんだけどな。たった10年なのに。
一口にCGMを意識したマーケティングといってもその内容はさまざまだ。最近ではブロガーに、商品などの記事執筆の依頼をする「PRブログ」や一般消費者に動画のコマーシャルを作ってもらい、それをWebサイト上で公開する「CGCM(コンシューマ・ジェネレイテッドCM)」などが脚光を浴びている。
あえて言うまでもなく、PRブログ(PayPerPost)やCGCMの市場規模は大きくない。CGCMなんて手法として成立すらしてないんじゃないかな。
アフィリエイトが登場して以降、ブログを販促手段に利用できるという考えが広まった。それなら記事そのものを販促手段として使えばよいという考えで登場したのが、PRブログである。2005年前後から国内でサービス事業者が登場し始めている。
PRブログでは、企業がサービス事業者を経由してブロガーを募集する。その内容に納得したブロガーが、条件に基づいてブログに記事を書く。
PRブログのサービスを提供する事業者のタイプも一様ではない。サイバーバズは1日1000ページビュー以上の影響力のあるブロガーを対象にする(表)。「情報は影響力のあるブロガーからそうではないブロガーへ伝播すると考える」(宮崎聡社長)ためだ。1回のPRで募集する人数も数百人といったところである。
まったく愚かな話で、PVと影響力の相関について、こういう人たちはどこまで真剣に考えたのか教えてほしい。影響力とか求心力とか本来の定義から大きく外れて誤用している人が多いね。
まったく馬鹿馬鹿しい話だなあ。例の(TechCrunchにあった)件は別エントリーで書くけど、まず広告の倫理やルールについて考えるべきだし、メディアのモラルや責任感についても考えるべき。その上で、こうした手法の効果を考えればまったく意味がないことがわかると思うけど。
ブログを通じて企業が消費者と繋がるとき、それはCRMの領域が一番近いと思うけどな。
次はこれ。
記事広告らしいので、内容についてはコメントしないけど、写真の背景として写ってる楽天の社訓が増えてておもしろかった。四文字熟語のほうはいつできたの? 漢詩かと思ったよ。杜甫李白。
続いてこちら。
興味深いポイントはここ。
しかし、現状の広告主は広告費の10%をオンラインに当てている一方、消費者は40%の時間をネット閲覧に費やしている。ここには大きなギャップがあるわけです。
このギャップが生まれている理由を世界のCMO(最高マーケティング責任者)に聞いてみると、オンラインマーケティングの手法が多数ある中で、それぞれベンダーが分かれていることからオンライン広告が後手に回っていると答えています。
そこでBlueFreewayはオンラインマーケティングに必要なものをすべて1社で提供できる会社になりたいと考えました。
日本におけるネット広告の問題は大手のがどこも自社媒体を優先して営業していることにあって、そもそもがニュートラルじゃないんだよね。このへんは批判の多い電通のほうがまだニュートラル(まあその時々で優先して営業はかけてるんだろうけど)。
それでなくても日本の広告会社は媒体の営業代理店になってて、広告主のビジネスにぜんぜんコミットしていないのに、掲載媒体の選定まで恣意性が働くとキャンペーンの成功率は限りなくゼロになる。
だから広告主側を全面サポートする広告アドバイザー的な人(や会社)が必要なんじゃないかとずっと思ってきた。
この会社の提供する「世界初のマーケッターのためのSNSをベースとした統合マーケティング支援プラットフォーム」というのが、そういう思想の元で作られ、運営されているならとっても興味深い。でも欧米ですでに展開されてるものだからちょっとちがうかもしれない。記事によれば日本企業の海外進出時の広告ツール選択支援って感じだなあ。
記者が、
日本の広告市場の商習慣は世界的に見て特殊な部分もあり、必ずしもグローバルな手法が通用するとは限りません。
と実に鋭い質問をしているのに、その答えはなんともピンボケだし、ダメかもなあ。
これもCNETの記事。なにげにCNETを一番読んでる気がするなあ。
この記事は短いながらもすごくいいことが書いてある。二つあって、ひとつはODEO失敗の理由。
最初の失敗は資金がはじめから潤沢にあったことだという。
「我々自身、何をやったらいいのかわかっていない時点で、既に多額の投資が集まっていた。これが非常に邪魔になった。」(Williams氏)。
「下手にお金があるばかりに、成長が期待されるし、経営幹部を揃えなければならなかったりと、最初の数カ月は会社の組織づくりに注力しなければならず、製品そのものに注力できなかった。」(Williams氏)
O'Reilly氏は、多くのWeb 2.0企業が同様の経験をし、最初はあまりお金がない状態でスタートするのが望ましいと付け加えた。
ベンチャーは事業自体が赤字で進行することが多いので、ある程度のキャッシュがどうしても必要なのは間違いない。当座の資金を稼ぐために、本来やるつもりがなかった受託事業を増やしたり、自社のコアビジネスに注力できずに優秀なメンバーが営業に駆けずり回ったり、どう考えても戦略ミスな話を見聞きする。
でも、だからといって、資金が潤沢過ぎるのも、その資金提供者からの「使え(そして増やせ)」というプレッシャーがかかるので、必要のない事業を買収したり、無駄な人員を増やしたりする。大事なことは成長曲線に入るまで、コミュニケーションがしっかり取れて、個々人のモチベーションが保てる適正規模を維持することなんだけど、それができない。この時期に企業文化は出来上がるので余計なことに労力をかけてないで、しっかり中を向いてないといけない。この時期に一体感が持てないと、まずうまくいかない。
もうひとつはここ。Twitterのビジネスモデルの話。
O'Reilly氏が「Twitterには今のところビジネスモデルがない」と指摘すると、Williams氏は「今、ちょうど考えているところだが『リアルタイムのコミュニケーション』という部分に焦点を絞っているサービスなので、そこを生かしたビジネスができるだろうと抱負を述べた。
ぼくはTwitterの何がおもしろいのか今でもよくわかっていない。左斜め前のモニタにGtalk経由でぽこぽこ100人以上の「今」が流れてるけど、大半はくだらない話だし(それが悪いとかじゃなく)、そもそも「誰が今何をしているか」について興味がない。たぶんこれはぼくの「自分の興味関心がないことに対する信じられないスルー力」(昨日もできさんに言われた)のせいだと思うんだけど、そもそもTwitterというサービスは「誰が」についてはどうでもいいのかもしれない。メガ日記のように発言主体をどんどん曖昧にしていって全体論化することで、新しい価値観とか本当の時代感が見えるのかもしれない。そんなに恐ろしいことまでは考えてないかもしれない。どないやねん。
ただここで言われてる「リアルタイム・コミュニケーションの価値」についてはすごくよくわかる。これは絶対に価値がある。単純に可処分時間を1時間もらうことより、月曜9時から10時までの1時間もらうことのほうがはるかに価値が高いのは言うまでもなく、ネットとかリアルとか関係なく、誰かの「今」にアクセスできる権利はとても大きな価値。
ちょうど昨日、企業チャンネルの企画で今年最高(もうすぐ終わるけど)のアイデアを出したんだけど、やっぱりそれもリアルタイムがキーになっている。インターネットはメールに代表されるように、これまで時間の制約から解放する方向で発展してきたけど、ここでインターネットにリアルタイム性を戻したときに生まれるサービスとかコミュニケーションにぼくは可能性を感じまくっている。もう濡れ濡れですプニィ、とか下ネタも出まくっちゃうほどに。あ、すいません、もう言いません。ていうか、下ネタはプニィつけてもぜんぜん和まないな。
ちょっと話題が長引いた。続いてこちら。
「攻殻機動隊」と野球部の夏合宿を繋げるという、落語の三題話みたいなコラムだけど、内容はまともなことが書いてある。
ぼくはコミュニケーションというのは「時間の共有」が必要だと思っていて、たとえ会話がなくても同じ時間を共有すれば関係性は良くなる。
ドラッカーが似たようなことを言ってるのは知らなかったけど、なるほどと思った。ん、上から目線になってるかな、それはまさかの坂ですよ。
ちなみに煽ってる割に本文にはあんまり意味のない野球部の話だけど、うちの高校も夏合宿やってたよ。県大会の1回戦とか2回戦で負けるような高校だったけど。おそらく高校野球部の大半は合宿してると思うけど。明訓高校は知らないけど、明青学園は合宿してたよね。
当然ほとんどの高校は甲子園にいけないわけで、これは明らかな「逆の相関」です。夏合宿したから甲子園に行けるんじゃなくて、甲子園に出場する高校の大半は夏合宿をしているだけ。レコーディングダイエットが成功するのだとしたら、それは毎日記録し続けるほど熱意と根気のある人ならどんなダイエット方法を選んでても痩せるよって話と同じ。
これも日経ビジネスオンラインから。
前回のも昨日のエントリーの最後で取り上げたけど、毎週更新されてるのはえらいなあ。ぼくもがんばらないと。
ここ数年、広告と広報の境界はどんどん曖昧になっていて、すべてが「コミュニケーション」というカテゴリに統合されていっています。インターネットの一般化とか、ケータイの普及とか、テクノロジーやメディアの変化がマーケティングの世界に無関係であるはずがなく、結果的に消費者が言いたいことを自由に言えるようになったり、企業が消費者に(自らが望めば)近づけるようになったりしました。
そこで起こることは広告枠を買って押し付けのメッセージを流す広告や、メディアを通じてニュースを伝えてもらう広報のどちらとも違う、でもそれぞれの要素もなんとなく持っている、新しいコミュニケーションのカタチが生まれてきています。
1年前にぼくはそれをPGMと名づけて発表したけど、CGMがダサキーワードになった今、それをもじったのはさらにダサいのでもうちょっと違うネーミングのほうがよさそうですが、実態としては「消費者とのダイレクトなコミュニケーション」です。ブログはそのひとつだし、でもブログがすべてでもない。
話をコラムに戻すと、超えるという比較論は同じ目的に利用されるという仮定がなければならなくて、それが「売上アップ」なのかが明記されてなかったけど、たぶんそういうことなのだろう。
ユニデンのケースが紹介されてるけど、ブランディングの軸って「安いけど、そんなに悪くない」という、家電にそんなにお金をかけない、コストパフォーマンス重視派がターゲットだと思うんだけど、ライフスタイルを軸に取り入れるのか。まあ「そんなに悪くない」の部分がスペックなのか、デザインなのかなんだけど、若い男性ビジネスマンならスペック優先じゃないのかなあ。
で、ライフスタイルってことなので彼女を呼べるようなカッコいいデザイン性を推してるのかと思ったら、「事実」をキーにして実際にユニデンのテレビが置かれてる自宅の写真を公募してそれをポスターにしてるんですね。
確かにこういうのは「生々しい」し、公募とか消費者参加型なキャンペーンも好きなんだけど、違和感もある。共感は呼ぶかもしれないけど、これが購入促進になるのかは別問題な気もする。クルマや家電は「人と同じのは持ちたくない」という消費者心理もあるので。
今もやってるのかな、下北沢に久しぶりに行ってみようかな。ていうか、ここで紹介されてるポスターの部屋、テレビの存在がでかすぎてけっこう違和感があるよね。広告的にはいいのかな。
あと、下北沢ってビジネスマンというよりは学生じゃないのかね。
次はこれ。
「んなこたぁない」と話題にされるのを狙ったネタだと思う。どこぞのゼロ社が得意とする手法ですねニフニフ。そもそも、
- 母数が少ない(412名)
- 友だちという定義に個人差がある項目を曖昧なまま聞いている
という時点で調査としてはありえない低レベルなんだけど、こうして紹介されて、そこにEストアーって名前が出ることを狙ってるんだろうね。ふーん。
続いて、感心した記事。
これ賢い。クリアフォルダをホワイトボード化するのは思いつかなかった。クリアフォルダはいつも持ち歩いてるので、筆箱にホワイトボード用のペンを入れとけばいいんだな、便利。
今朝は6時半に起きたから、すでに眠くてたまらない。リン・ミンメイに癒されながら風呂にでも入ってこようっと。











コメント(1件)[コメントだけのRSS]
確乎不抜とか、堅忍不抜とか言うけど、信念不抜って言葉は存在すんのかな...
品性高潔ってのも、なんか違和感あるなぁ。
品性下劣ってのは、四字熟語として定着している感があるけれど。
うん、長大なエントリなのに、こんなトコにしか引っかからない俺(笑
あ、ホワイトボードはいいね。ダイバーなんかにもお勧め?
投稿者: tenugui | 2007年11月21日 13:55