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本気の生放送は簡単じゃない

アルファブロガーの人たちってほんとにたくさんブログを読んでるよなあ。すごい。ぼくはどっちかっていうと読むブログを減らしていってるので、すごいなって思う。減らしてる理由は、ネットの意見(感想)ばっかり読んでると自分で考えることをサボるから。岡田さんも同じようなことを言ってたね。関係ないけど、この番組は見たほうがいいよ。

ま、それはさておき。

先日、動画人JAPANについて書いたエントリーが取り上げられてました。ありがとうございます。トラックバック送ってくれればいいのに。SPAMが多くてたまに受信できないようなので、そのせいかな(だったらごめんなさい)。

昨晩「動画人JAPAN」が開催されました。詳細はテクノラティなどで検索してもらえれば色々とレポートはあるかと思います。動画に関しての期待感や熱気がとても良く伝わってくるイベントでした。関係者の皆様お疲れさまでした。そしてご来場いただいた方々に感謝!

ぼくは中継で見てただけだし、こういうイベントをゼロから実施する大変さはわかってるつもりなのでそれは素直にすごいと思ってます。
でもまあ見てて「近所だけど行かなくてよかった」と思ったのは事実。あとエントリーに書いたとおり、「動画」ってのがなんだかよくわからなかった(何をしたいのか、これからどうしたいのか)ので、そうだなあ、なんちゃら系ブロガー新年会のような感じがしました。ま、ぼくがイベント嫌いってのがけっこう大きいと思いますけど。

僕のプレゼン自体は動画編集のテクニカルな部分に終始したんですけど、恐らくいまこういうイベントで強く求められてる内容はまだその段階なんだろうということです。

ジェットカットの解説は一緒に見てたチャットのみんなも「今日いちばんタメになる話だった」と言ってたし、編集というのが不要部分を切ることである、ということをちゃんと伝えてたので、ぼくもいいと思ってました。誰だったか忘れたけど、別の人はただYouTubeにアップしたのをプレイリストで繋げるだけで編集とか言ってて、「いや、編集ってのは繋げることじゃなくて、切ることだろ」と思ってたからよかった。
編集とか企画とか構成とか、簡単に使われすぎててちょっと悲しい。

で、この方も違和感みたいなものを感じられてたらしく、

「動画」ということに関して、皆の熱気や関心が向いているところに対して同調しつつも、違和感というか剥離したような感覚もありました。

これについては以下の記事が的確

と書いていて、ぼくとかモデキさんのエントリーが取り上げられてます。「的確」って書いてあるので、理解と賛同をしてもらえてるのかなって思ったんだけど、どうもズレてる感じもする。

それはこのあたり。

動画を使ってどうしたいのか。
完パケしたものを見せてアーカイブしておくのが目的か(YouTube的)。それともコミュニケーションとその記録なのか(USTREAM的)。

後者は日常的な行為の延長ですが、前者は恐らくほとんど大多数の人にとって面倒で難解な作業です。敷居が高いからこそ逆に、編集ソフトの使用法などに関心を示す人が多いのでしょう。早晩そんな面倒なことには飽きるか挫折する人が多数出て来ますから、そこばかり盛り上げることに注力しても徒労に終わるような気がします。

ぼくの言ってる「ライブ」は、決して「日常的な行為の延長」ではなくて、ちゃんと準備をして、本気で取り組むものです。練習じゃなく、試合です。
編集が簡単とは言わないけど、ちゃんとライブするのは同じくらい難しいのです。ぼくはずっとそう言ってる。例えば、去年の紅白のスタッフは5000人もいたんですよ。それに何ヶ月も前から準備をするんです。紅白ほどの時間と人数をかけることはめったにないけど、生放送をやるってのはそのくらい大変なんです。

前にも書いたけど、PCに向かってる自分をストリーミングで流すのが(少なくともぼくが言ってる)「ライブ」ではない。もちろん「コンテンツ」でもない。そこんとこ、ひとつよろしくプニィ。

もちろん実際にやってて感じるのは生放送(ライブ)で流した映像を、そのままアーカイブとして置いといても間延びしてだらけてしまうので、そこは「編集」する必要があるんじゃないかというのは思っていて、そういう試行錯誤をぼくらもやってます。その時々にあわせた伝え方があるので。

ということで今年は断然、YouTubeよりもUSTREAM的なもののほうが面白くなるんではないかと思っています。

イベントではそんなことは伝わらなかったですけど、同感です。とはいえ、ライブは時間軸では点に過ぎないので、点と点を繋ぐためのアーカイブが必要です。なので、ぼくは両方考えていくと思います。他にもブログとかメルマガとかも使うし。

ココログとかFC2ブログを使えば誰でも無料でブログを始められる。ぼくらは日本語で文章を書くことができる。でもだからといって、読むに耐えうるおもしろいブログが書けるかは別の話。
同じように、StickamとかUstreamを使えば誰でも動画を配信できるけど、おもしろい動画配信ができるかどうかはぜんぜん別の話。

そういうこと。

見てておもしろく、チャットで参加したくなるような生放送番組をどうやって作っていくか、そういうノウハウをみんなで共有できるといいですね。

あと、(別にStickamの肩を持つ理由はないんだけど)一応スポンサーにStickamが入ってたんだから、「Ustream的」のところは「Stickam的」でいいんじゃないの、と思ったよ。

[追記20080129]
補足のエントリーが公開されてました。

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コメント(5件)[コメントだけのRSS]

えっと、むしろ二回トラックバック送ってます(笑)
以前のブログ広告のエントリでも送ってるんですが、どうも弾かれてるみたいですね。

やっぱりそうでしたか、すみません。SPAMが多すぎるんですね。

>生放送をやるってのはそのくらい大変なんです。

そうですよね。

僕のなかでは、「笑っていいとも」がすごくわかりやすくて、SMAPのメンバーで、いいとものレギュラーをもっていた方々は「生」に強いんですよね。やはりこういうのは、かなり厳しい経験をつんでいかないと得られない部分で、「生」で演じることの難しさでもあるんだと感じます。

ちょっと話がそれちゃいましたね。すみません。

僕も、「動画人」のイベントをStickamで見てました。(途中からですが…)
スポンサーの企業の方から招待されていたのですが、ちょっと所用でいけませんでした。
(あと、翌日のTOKYO HUNTの中継もところどころ見てました。)

基本的にPCから音が出るサービスにいまだ抵抗感がありますが…

地上波民放局的な生情報番組だと、スタッフや出演者の「生スキル」よりも、どんだけバイトのAD(雑用係)を雇うことができるかが勝負になります。
このへん、時間の制限がゆるやかなネット生放送番組はコストを抑えられそうなん気がしますね。

>p-articleさん
そうですね、「いいとも」のクマのぬいぐるみの件とか、生放送の対応力ってすごいんですよ。準備も含めて。
SMAPの例はけっこうわかりやすいかも。まあSMAP内での比較はあんまり意味なくて、キムタクもライブに強いと思うんですよ、ただスケジュールの都合がつかないだけで。

PCから音が出るのはぼくも抵抗があったけど、家でひとりでPCに向かうようになってからは平気になりました。家庭によってはリビングにPCを置いてることもあるので、そういうところで音の出るサイトを見るのか(そもそも音が出るようにスピーカーを繋いでいるのか)は気になるところです。

>Zokerさん
ADの重要さはやってみてすごくわかりました。単純に「手が足りない」ことが多々あります。

秒単位での制約はネット番組の場合はそこまでシビアじゃないので、タイムキーパーが要らないとか、おっしゃるとおりコストは抑えられると思うんですが、じゃあ番組コンテンツが増えてきた時にそれでいいかっていうと、やっぱり時間の区切りはちゃんとしたいですよね。
いつか2つのスタジオを使って、24時間ずっとライブでいろんな番組を放送してみたいです。

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