先週読んでたんだけど、スマイル週間だったので書かなかった。週も替わったので書く。というか誰も書いてないんだもんな。メールでは何人かと話したけど、ブログで取り上げてる人はいないし、はてブも2人しかブックマークしてないし。
ぼくの「ブログ広告はダメだと思う」という一連のエントリーへの反論なのですが、どうも読み違えてらっしゃるようなので補足しておきます。
とりあえず上記のエントリーを先に読んだほうがいいです。
補足するために引用しようと思ったんだけど、ここという箇所がちょっと見つからなかったので、ぼくの言葉で書きます。
まず、新幹線(N700系)の厚遇がどうとかって話題の時に「偏向しまくりの本音が読めることがいい」と言ったのと、今回の偏りの話はちょっとちがいます。
メディアの定義の理解がずれてるのかもしれないんだけど、意見が偏向していること(本音)と、取り上げるテーマや視聴者属性を限定していること(ニッチ)はぜんぜんちがいます。
「ポジショントーク」なんて言葉もあるけれど、報知新聞が巨人びいきの報道をしたり、でも同時にスポーツ新聞であることは、意見の偏向とテーマの限定を同時に満たしています。
何度も書いてるんですが、ブログそのものはみんなが自由に本音を書けばいいと思います。それこそがブログだとも思っています。これはすべてのブログ、全ブロガーに許されてる権利だとすら思ってます。これは権利というのもはばかられるようなもので、空気を吸う権利に近い。
その一方で、メディアとして広告を掲載する際には、果たすべき責任が発生すると思っています。これはすべてのブログに対してじゃなく、一部のメディアを自認しているブログにだけ言ってます。ずっとそれを主張しています。
なので、まず「偏り」という言葉については、2つの意味(というか論点)があることを認識しないと話がずっとズレっぱなしになっちゃいます。
そもそも指摘された部分は専門サイトが広告ビジネスをやるにあたっての価値の作り方の話なので、明らかに後者(テーマの限定性)の意味で使ってます。
さらに
そして、このブログというシステムの特性を踏まえると「偏っていることに価値があって生き残っている」んじゃないと思うわけです。
- 偏っている
- 継続
つまり、これが2つセットではじめて価値になるんだと思います。少なくともブログやWebの世界では、どっちが欠けてもだめなんだと思います。
とあるんですが、これもメディアを自認しているブログに限定すると、続けてるのは当たり前です。昨日今日作ったブログを「メディアです」と言われて、広告を出稿する人がいたらかなりのギャンブラーです。ぼくなら出さない。
そして個人が運営する場合、この継続性がネックになるので実現がなかなか難しいという話は、ululunさんとのやり取りで送ったメールでも言ってますね。
マジックミドルになるのは大変ですね。しみじみ。
ぼくは別に特定の人とかブログのことをあれこれ言いたいわけじゃないです。アルファブロガーとかAMNにちょっと批判的に見えるのは、彼らが「メディア」とか「影響力」とかって言葉を簡単に使いすぎてる(ように見える)からです。何人かは会ったこともあるけどオトナでいい人ですしね。
どんなに仲が良くてもそいつの運転する車の助手席に座りたくない友だちがいるように、その人がいい人であることと、すべてを受け入れて、専門外のことまで委ねたり鵜呑みにしたりすることは別の話ってことです。
より具体的には、どっかのニュースサイトのクリップしかしてないブログはメディアじゃないだろうとか、ustreamで自分の机を中継してるだけなのはコンテンツじゃないだろうとか、そういうことです。
いろんな人と会ったりメールしたりブログを読んだりしてると、もっともっと考えてる人はいっぱいいます。でもそういう人はブログ書いてなかったり、そもそもネットをあんまり使ってなかったりするので、なかなか可視化されてこないんだけど。
対象のエントリーでぼくが
これは「自由と無責任は違う」ってことを言うためだけに書いたエントリーです。
と最後に書いたように、メディアとかコンテンツについてもう少し深く考えないと、ブログそのものが飽きられちゃうと危惧しています。もちろんそうなってしまったらそれまでなんだけど、もうちょっと楽しくできるような気がするのです。
そういう話を一貫して言ってるつもりなんだけど、文章で伝えるって難しいですね。











コメント(4件)[コメントだけのRSS]
>これもメディアを自認しているブログに限定すると、続けてるのは当たり前です。
はい、まさしくそうだと思います。そして、ブロガーであれば、当然そう考えます。でも、読んでいる人にはわざわざ書く必要があると思って書きました。
投稿者: いしたにまさき | 2008年1月21日 14:59
ブログ広告が意味があるかないかという議論は不毛に聞こえます。そんなにクライアントは馬鹿じゃないし。広告が入らなければそういう広告企画がなくなるだけの話ですよね。
私個人はブログ広告とかCGMがすごいって誰かさんが思いっきり煽ってた時期があったよねえ。って何年か後に言われているような気がします。
昔、代理店D社さんに100万人ユーザーになったらおいでって言われました。
投稿者: たちばなまもる | 2008年1月21日 20:44
こんにちは。
これって、ブログ広告が意味あるかないか、という論点でしたっけ?僕は違うと思うのですが。
河野さん、いちど、ホスト(河野さん)による、途中経過のまとめエントリ、必要じゃないですか?あまりに論点がすれ違いしてる気がします。
メディアを意識しているブログってのが、広告収益を目的としているブログとイコールだという認識があるのだとしたら、それはあまりに偏狭な認識だと思いますし。
メディアは誰かと誰かをつなぐ媒介であるともいえますし、なんらかの多数意見を代表するものである場合もありますが、決して広告「媒体」のことをを指すんだ!ということは無いと思います。
いしたにさんの言うように、
>ブロガーであれば、当然そう考えます。
という意見については、少なくとも僕は違います。一ブロガーとして。
投稿者: GNJ_G頑張ろう_N日本の_J人材 | 2008年1月22日 00:32
>いしたにまさきさん
コメントありがとうございます。
そうですか、読み手に配慮されたんですね。失礼しました。
>たちばなまもるさん
不毛な議論かどうかで言うと、ぼくは不毛ではないと思っていて、
> 広告が入らなければそういう広告企画がなくなるだけの話
にしないために何かできないのかを考えたいし(ほんとに何もないかもしれないけど)、誤解されたまま進むことで未来を閉ざすのは良くないと思ってます。
> 昔、代理店D社さんに100万人ユーザーになったらおいでって言われました。
それは何かサービスをされてたんでしょうか。ちょっと前後の文章が繋がらなくてわかりませんでした(すみません)。
投稿者: 河野 | 2008年1月22日 01:05