なぜなら「コミュニケーション・ツール」だから。
何度でも言うけど、RSSリーダーでブログの本文だけ読んでても本当のおもしろさはわからない。もっとコメントすればいいし、人のコメントも読んだほうがいい。
残念ながらそういうことを快適にしてくれるツールがないんだけど(CoCommentには期待してたんだけどな)。
先日の「ブログ広告はダメだと思う」というエントリーは現時点で、コメントが15個、トラックバックが3つ(実際に言及してくれたエントリーはもう少しあった)、参考程度だけど「はてなブックマーク」で100くらいの反響がある。
ぼくも慌てて冒頭に、
[追記]コメント欄もあわせて読まれることをオススメします。
と追記したくらい。
コメント欄で質問してもらって、それに答えることで自分の言いたいことが補足される。自分の意図を汲み取ってくれる人がエントリーを書いてトラックバックを送ってくれる。
おかげでぼく自身も整理できたし、言葉足らずな部分が多々あったことも自覚できた。まあどこまで細かく書くかってのはいつも悩んでるんだけど。長文嫌いだし。
ぼくは特定のブログとか、AMNを批判したいわけじゃなくて、この程度のコンテンツでメディア論を語り、ブログ広告を名乗っているようでは、年内に「ブログ広告」というものはSecond LifeやPayPerPostと同じようなトーンで語られるんじゃないかと思うから書いたのです。
で、あらためて「もっとコンテンツについて真剣に考えないといけないんじゃないか(ブログ広告はダメだと思う、の続き)」というエントリーを書いた。
そうすると、さらに何人かの方々がブログに書いて反応してくださったり、コメントを書いてくれたりした。この話題だけでかなりの意見交換ができたとぼくは実感している。
モデキさんとかとは会って話したし、ぼくに直接メールをくれた方も何人かいた。ululunさんには「You、それエントリーにしちゃいなよ」って言ったら書いてくれた(コメント欄が表示されないんだけど、なんでだろう)。
もっともぼくはメディア論とか広告論をするときには、ブログやCGMにどうすれば広告費が流れてくるのかってことを考えるわけですが、一方で別にブログなんて好きに書いてればいいし金儲けがすべてじゃないだろうと思ってもいます。
ブログを書くときくらい¥を頭から捨て去ったっていいじゃない。
こういう考え方って賛同してくれる人はけっこういるような気がするんだけどなあ。どうもギラギラした人が目立つ気がする。当たり前だけどそういう人のブログはAdSenseも目立ってる。画面を開いたら本文が見えないくらい広告だらけのブログってどうなのさ。
もうちょっと違う関係性が企業と消費者(ブロガー)の間で築けないのかな。ぼくはそれを「パートナー」(PGM)と呼んだけど、消費者は企業を支援し、企業は消費者に感謝する関係。繋がるのは金じゃなくてもいいじゃない。広告の文法で企業と消費者の関係を表す必要はないんだから。
ビーケーワンでトラックバックを導入した時に、ぼくは取材でこう答えている。
bk1.jpは、通常のアフィリエート・プログラムのように個人サイトからビーケーワンへトラフィックを誘導するだけではなく、ビーケーワンから個人サイトへという逆のリンクを作ることで、アフィリエーターとの別の関係を構築することも意識している。「アフィリエートにはいろんな要素はあるものの、その対価はお金であり、キックバックの割合ですべてが決まるといった傾向になりがちです。しかし、書籍は心に訴える商品であり、紹介者がどれだけ感動し、その作品に共感しているかが鍵になるので、金銭的なメリットだけという関係性を超える必要を感じていました。書評を書く人々は一般的に、多くの人々に自分の書評を読んでもらいたいという欲求を持っています。アフィリエーターに登録してもらっている個人サイトのURLの70%がウェブログ系のURLであり、情報発信したい人とウェブログ・ユーザーが重なっているので、トラックバックによるページビューの増加が、金銭以外の対価として大きな要素になると考えました」(河野氏)
「bk1」がMovable Typeを使う理由
けっこういいこと言ってます(笑)。
この場合、お金だけじゃなくてトラフィックで感謝を示すことを選択したわけで、イベントへの招待でもいいし、エンドロールにクレジットすることかもしれないし、発売日の1日前に商品を届けることかもしれない。
まあこのときに導入したトラックバックの仕組みはぼくが書いた自作CGIなのでMT使ってないんだけどね。あ、でもBenが公開してくれてたサンプルコードをベースにしているので、「Supported by シックス・アパート」ですね。
もうしばらくこの話題は続くのかもしれないけど、できるだけ周辺の情報もあわせて読まれることをオススメします。物事を多面的に見たいなら、複数の人の意見を読めばいい。
本文だけじゃなくて、コメントやトラックバックも全部まとめて読めるようなツールやサービスが生まれるといいな。きっと見た目もこだわらなきゃいけないだろうし、時系列に並べるとか(ね、時間の概念ってどんどんネットで必要になってきてるでしょ)。
ブログはコメントとトラックバックがおもしろいんです。だからこそ、SPAM撲滅。だからこそ、「ぽぷる」推進。










コメント(4件)[コメントだけのRSS]
コメントやトラックバックが面白くしているというのは確かですね。ただ、多くのブログツールがコメントのRSSの配信をしてくれてなかったりして気づきにくいというのは残念です。こことか tDiary とかそうしたフィードを用意してくれていると気づけるという点でとても助かります。
トラックバックも同様で、「最近のトラックバック」とかリストはあるのですが、いかんせんトラックバックしてきたサイトURI しかわからない。送られてきた当該記事そのものも知ることができる仕様になぜなっていないのだろうか、と思うことは多いです。
そんなこんなも便利になるといいのですが。
投稿者: ムムリク | 2008年1月11日 17:28
ムムリクさん、コメントありがとうございます。
うまいことあるエントリーの周辺情報を見れるサービスがあればいいんですけどね。コメントとかトラックバックとか。
情報自体はデータとして取得可能なので。ブログ所有者が協力しないとちょっと大変だけど。
ぜひ賢い人に考えてほしいところですね。
投稿者: 河野 | 2008年1月11日 17:52
コメント欄は諸般の事情があって閉じてました。
スミマセン
投稿者: ululun | 2008年1月11日 20:42
あらら、そうなんですね。
投稿者: 河野 | 2008年1月12日 07:22