企業と消費者の関係が「広告」中心でほんとにいいのかという意味で。
SNSをめぐる風向きが変わってきた。インターネットの次なる成長株として大いに騒がれてきたSNS。実際、マイスペースやフェースブックをはじめとするSNSサイトには、新規加入者がどっと押し寄せ、サイトは増殖を続けている。そんなサイトを当て込んだ企業によって、ネット広告の一大ブームが巻き起こってもいる。問題は、ブームに陰りが見え始めたことだ。SNSの利用時間が減った人や、ヘリテージさんのように退会した人も少なくない。
アメリカの話ではあるんだけど、ことの本質は変わらない。
ネット広告費が雑誌を抜いていたとか、どうでもいい嵩(かさ)の話をしてる人たちがいるけど、その結果幸せになったのは誰かってことが忘れられている。
ユーザー(消費者)は幸せになったのか、広告主(企業)は幸せになったのか。
そもそも広告モデルというものは、ネットに限らず民法においても広告を受け入れることから始まってるわけで、この記事のクリスさんのように広告が嫌なら有料のブログサービスを使えばいい。まあテレビの場合はそういうわけにはいかないんだけど。
あと、広告費が増えることと必ずしもシンクロしないんだけど、品の悪い広告が増えてるのも気になる。テレビにはパチンコのCMばかりが流れるし、ABGやmixiのバナーも下品なものが増えてきたように感じる。これは結果的にメディア価値の低下に繋がってないか。
そもそもメディアにしてもこれだけプレイヤーが多いと、総額で雑誌やラジオを上回ったところで、1社あたりの収益はしれたもの。実際、ネットメディアで黒字化しているかどうかはさておき、メットメディアと出版社それぞれの給与を比べればわかる。
そんなこともあって、広告じゃない繋がり方、伝え方をもっと模索していかないといけないと思ってる。もっとも(広告主から見れば)広告は投入する金額に連れて効果が低減するので、利益率を考えてもどこかで打ち止めにならざるをえない。
となれば、広報とかPRの領域で何かできないかとか、そういうメディアを介さずとも直接顧客とコミュニケーション取る方法はないかとかを考えていかないといけない。リリースの垂れ流しなんかやってても意味ないしね。
企業によるブログ更新や番組作りは消費者に興味を持ってもらうために有効だと思うし、このへんをもっともっと追求していきたいところ。イベントにしてもしょーもないブロガーイベントじゃなくて、もうちょいまともなイベントをやってほしいし、仕掛けたい。
その昔、コカコーラがスポンサードしてサッカー教室をやってたんだけど、セルジオ越後が全国の小学校を回ってたんだよね。うちの市にもやってきて、今でも写真とか彼のサインが実家にあるけど、そんときにもらったコカコーラのタオルが捨てられなくてね。その後、20年近く持ってた。今でもセルジオさんを見ると、そのイベントとコカコーラを思い出す。
そういう体験を演出できたらすごいよなあって思ってて、だから京商のラジコンカップとかもいい取り組みだと思って見てるんだけど(ただあれは敷居を上げてるだけの気もする)、リアルなイベントの訴えるチカラとか、さらにそれをネットと連動したら何が生まれるかってことを考えていきたい。
SNSの広告がどうたらってのは些末な話だけど、同じコストをどこにどう使うかってのはよくよく考えていかないといけないなってことを広告主側の視点で思った次第。











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