昨日の取材で録音した音源をもらったので、聞いてみたらけっこうおもしろいことをしゃべってた。どこまで自分が好きやねんって話。
「CGMマーケティングについて」ってお題だったんだけど、1時間近く喋りっぱなしだったのであちこち脱線してた。こないだのUNIQLOCKの話とかもしたんだけど、こういう広告宣伝系の雑誌できちんと本質を書いてほしかったのでちょうどよかった。
ぼくが嫌いなパネルディスカッションを引き受けたのは理由がふたつあって、ひとつは義理というか原稿をサボってる負い目から、そしてもうひとつはユニクロ勝部さんに「短期的な売上に貢献していない」ってことを言ってもらいたかったから。
UNIQLOCKについてはどこも広告賞を獲ったという絶賛記事だけで、もちろんそれは業界内的にはニュースバリューが高いんだろうけど、ぼくはそもそもあれを広告とは見てないし、そうじゃなくて(実際にどういう予算計上してるかわかんないけど)宣伝広告費をメディア開発とか広告ネットワーク構築のための投資にまわしたというチャレンジを評価すべきで、絶賛したい。
とはいえ、あれが広告賞というわかりやすい権威を得たことは悪い話じゃなくて、みんなは上司を説得する方便に使えばいいと思う。
でもあくまでも方便であって、UNIQLOCKが売上に本当に貢献する投資だったかは、彼らが言う「資産」(=ブログパーツのネットワークであり、そこに配信するインプレッション)がどう使われるかによる。もしかすると失敗するかもしれないし、大成功するかもしれない(成功してほしい)。
ぼくは広告枠を売る代理店には興味がなくて、コミュニケーションの設計を一緒に考えてくれる個人とか会社と仕事をしたいなと思ってる。USではAmazonがSNSを買ったり、Wikiを立ち上げたりしてるけど、これからのECサイトは入口となるサイトを自分たちで作っていく(メディア開発していく)ことが勝負のポイントになるとぼくは思っている。検索エンジンの売り上げ貢献率(=依存率)を下げていくことが大事。
ブックオフオンラインはそのへんを一緒に考えてくれる人(会社)を募集中です。ていうか、このへんを企画書に整理しないといかんのだ。うへぇ。
あと、ここ最近で「これは」と思うCGM系の施策を聞かれたんだけど、ぼくは「NIKE+」と「サンテネオFXのキタ顔コンテスト」とかを挙げました。「ほぼ日手帳」とかも好きです。
ポイントは、
- 売った後に始まるコミュニケーションに金をかける
- ジブンゴト化してもらう
- 消費者に何を提供して、何を期待するかのバランスをとる
というあたり。
最初のふたつは過去にも話してきたことだけど、最後のはあんまりオモテで言ってなかったかも。これは「企業と消費者が等価交換しないと(もしくは消費者側が得したくらいに思わないと)成功しない」ということで、高い商品を買ってもらったり、面倒な登録手続をお願いするのであれば、それなりのコストをかけて企業側は価値提供をしなきゃいけないし、(たとえばサンテの写メールで応募というように)気軽に参加できるようなものであれば、それなりの価値提供でも十分ってこと。
それと、
「マーケットイン」とは顧客の言いなりになることではない
というのも主張した。
もやもやしたもの、みんなが言語化できてないモノを「あなたがほしいモノはこれですよね?」と出してあげるために、マーケットを理解し、もっというとみんなの気持ちを感じとったりすることが大事で、彼らが口にしたものをそのまま作ったところで売れるわけがない。まあ気持ちよくさせるという効果はあるけどね。
とかとか、いろいろ話しました。まあ記事になるのは一部なのですが。ちょっともったいないですね。
聞いてみたい人は連絡ください。











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