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Glamの話の追記(その2)

2個目の気になったところ。

これはGlamの話じゃなくて、ネット広告全般についてぼくが気になってるところ。と同時に、だからこそ「ネット広告でブランディングなんて無理」という根拠でもある。

それはネットメディアの広告位置の問題。

いくつかのサイトを見てみればわかるけど、ネットメディアのレイアウトはとても整頓されています。まあネットメディアに限った話じゃなくて、個人のブログでも企業サイトでも同じように整頓されてますね。

このキレイすぎるのが問題だとぼくは思っています。

情報工学とか情報デザインとか言ってる人たちが、論理的にかつ丁寧にレイアウトしてくれるので、広告とコンテンツがキレイに整理されすぎていて、見ているほうは無視しやすいんです。
「あ、このエリアは広告ね」とすぐにわかるので、それ以降は見ない。どのページも同じようなレイアウトだし、画面に映っていても、視界には入っていても、脳には届いてない。ましてや心には届かない。

そもそもネット広告の歴史において、当初の期間保証やインプレッション(表示回数)保証を広告主が嫌い、クリックや成果に応じてしか払いたくないと要求したのは、この「見られてるかどうかわからない(というか見てないんじゃないの)」という懸念点があったからです。

「クリックはしないけど広告は見られているし、その影響も受けている」という人たちの主張をぼくはどうしても納得できないのです。広告主側の人間のひとりとして。またネットメディアを日々見ているひとりとして。

このあたりは、ネット広告が画面の一部分にしか表示されなくて、テレビCMのように全画面を占有できるわけじゃないということも関係してると思う。前に書いた気もするけど。
かといって、ネットメディアで全画面を占有する広告を表示すれば「ジャックされた」と敬遠されるわけで、マイナスイメージに繋がることも多い。

実際、glam.jpやcafeglobe.comにアクセスすると、以下のようなFENDI(フェンディジャパン)の全画面ジャック広告が表示されています。

glam

ぼくは女性じゃないので、これがどんな印象を与えるのかわかんないけど、これでFENDIはブランディングできてるのかな。
ネット漬けじゃない人にとってはサイト訪問時の全画面ジャック広告はそれほど嫌悪されないかもしれないけど、これだったら銀座線の中吊りのほうがいいんじゃないのかな。そこまで継続出稿しやすい価格ってわけでもないし。

ということで。

  1. これまで「ブランディングに適していない」と広告主に評価されていたサイトが、Glamのアドネットワークに加入したからといって、ブランディングに貢献できるわけがない
  2. ネットメディアはレイアウトがキレイすぎるので広告が見られてないから、ブランディング効果なんてのは(まったくないとは言わないけど)信用できない

ということから、Glamがどうとかって言うよりも、ネットメディア(オンラインメディア)でブランディング広告は難しいとぼくは思ってます。

ただそうは思いながらも、現実的にGlamは(AMNがそうだったように)けっこう順調なスタートを切るんじゃないかと予想しています。
「ネットに広告を出したいけど、どこに出したらいいかわからない」という広告主の広告担当者は多そうだし、「30歳前後の女性」というくくりは可処分所得や可処分時間の観点からもベストだと思うので。
Glamがダメなら他はノーチャンスってことですね。まあ広告主側が(これまでのテレビCMに対するような)曖昧な評価姿勢なら、広告代理店がよく使う「出した感」があれば納得しちゃうのかもしれませんが、それ世間じゃ「無駄遣い」って言います。

勢いよく書いてたら、こんな時間になってしまった。今日はもう終わり。寝ます。

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コメント(4件)[コメントだけのRSS]

こんにちは。僕はネット広告「だけ」でのブランディングは難しいかなと。それこそ、この前にいただいたお返事にもあったように、「短期」では無理。僕は広告でブランディングをするなら「継続」と「多メディア」は外せないと考えています。
そして、「情報工学とか情報デザイン」は今イチバン悩んでるところです。河野さんの意見も一理、論理的かつ丁寧なデザインに関しても一理。葛藤させられます。

平田さん、コメントありがとうございます。
そうですね、「だけ」では無理だし、「短期」では無理ですよね。ブランドはそんな簡単なものじゃない。

広告の表示位置やレイアウトの整頓さ加減については、もう少し考えたほうがいい気がしますね。
今は美しく整理する方向に全速力で向かってるので。

イメージアップ。
必要なときに消費者に選択されるように。

広告って・・・ふかいですね。

しかも・・いろんな手段があるのですね。

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