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Glamの話の追記(その3)

あんまりGlamのことが話題になってないなあ。しばらくチェックしてたんだけど、あんまり興味ないのかな。
それでもこないだぼくが書いてからは、それをきっかけに何人かが書いてたりするので、ちょっとうれしかった。

いくつかリストアップ。順不同です。

新しい試みという点では良いと思うし、そういう新陳代謝は常にあるべきだと思うんだけど、広告主から相談されたときに「出す価値あると思いますよ」と言えるかは微妙。微妙というか、不良債権のバルクセールの印象を受ける。
まあある意味ネット広告も、ことバナーに関してはバブルが崩壊してるので、そう捉えてもおかしくないかもしれない。

効果があるかないかの議論は意味がないと思ってて、そりゃ少しでも効果があると言ってしまえば、たいがいの施策はいくばくかの効果はある。駅前でティッシュ配っても、飛行船を飛ばしても、もちろんテレビCMを流してもね。だってお金かけてるんだし、なおさらね。

ただブランディングに効果的かとか、効率的かというと、これは比較の問題なので話が変わってくる。世の中は相対的に動いているので。

いろんな人のブログを読んでておもしろいと思ったのが、

そもそも、今の時代にブランディングということが果たしてどれほどの意味を持つのか、ということもある。

オンラインメディアでブランディング広告は可能か(他) - Asian Plastic Party's Diary -日々のIT系ニュースとレコ評・書評-

という意見。たしかにそうで、糸井さんが「『今いちばん売れています』が最高のコピーになった瞬間に、広告は終わった」と語ったように、ブランディングなんて幻想も終わっているのかもしれない。

ただまあそうは言っても、企業や商品に対する社会的信用とか、個々人との信頼関係みたいなものは今でもあるだろうし、これはそもそもの語源の刻印という意味に近い。

それに「いつかはクラウン」みたいなステータスは(なくなってるかもしれないけど)なくならないでほしいとも思う。でもこういうのは広告を1回出したからどうこうできるものではなくて、広告を出し続けることや、メディアで取り上げられることや、自分の生活圏内での消費のされ方とか、いろんなことが複合的に作用してできていくものなので、バナー広告の貢献はほとんどない。
まあ結局はここに落ち着いちゃうわけなんだけど。

数人程度のGlamを絶賛している人をネット上で見たり、実際に会ったりしたんだけど、そういう人たちはかなりの割合で「テレビCMは終わった」と言っているのがおもしろい。
このへんのダブルスタンダードなところがイヤなんだよなあ。視聴率が曖昧だと言ってるくせに、PVで商売するわけでしょ。PVだって同じくらい信憑性ないじゃん。広告の位置によってはページを開いたときに見えないし、そもそもどのページも同じようにカウントするのはおかしいわけで。
ページによって態度が違うのは、当然の話。たとえばメール送信完了画面のCTRが高いことがよく言われてるけど、このページもニュース記事のページも同じ?

なんかもうちょっと意見が出てきたらいいのになーと思ってたんだけど、なにげにメーリングリストで盛り上がってます。

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コメント(7件)[コメントだけのRSS]

色々勉強になります。ありがとうございます。

「ブランディング」という言葉は、どちらかというと旧メディア寄りの人たちが「言い訳」に使っている言葉なのではないか、という言い方もします。
「費用対効果は見えないけど、ブランド価値向上にはつながりましたよ」みたいなことを言うためのキーワードだったりして。

まぁでも、雑誌を本業とする世界にまだいる者としては、やっぱり「ブランディング(的)広告の価値」を叫び続けねばならないとも思います。厳しいと思うけど。

コメントありがとうございます。
そうですね、「言い訳」というのはまさにそうな気もします。
ただそれは旧メディア寄りの人たちだけが言ってるわけじゃなくて、ネット系の広告代理店の人たちも合唱してるように見えます。彼らにすれば人件費のかかるリスティング広告の利益率が低いことに気付いたので、単価が高く結果責任が問われないGlamのような広告メニューは大歓迎なはず。

それこそせっかく紙のメディアがあるんだから、Glamに頼らず、もっと雑誌を含めた世界観の演出(つまりブランディング)にチャレンジしていくべきだと思いますよ。
Glamにはできないことだし、ブランディングの実現(達成)に向けて、少しだけ説得力がアップしますし。

またコメントしてしまいました。
以前ファッションデザイナーの方に「雑誌への広告出稿はブランド(自社商標という意味で)の認知度向上と、広告出稿できるほどのチカラを持ってるブランドなんだよ、というステイタス性の主張にすぎない。だから1回出しただけでは意味がないし、直接利益に結びつくものではない」と言ってたのを思い出しました。
ファッション業界の共通認識なのかどうかはわからないですけど。
それぞれの状況に応じたメディアを正しく使うことがいいのかな、と。

イベント業から、ド素人でECサイトに中心のネット業に転身してまだ2年くらいですが、一生懸命に他のメディアの悪口言ってるネット業の人を見てると、逆にネットの本当の価値を見出せてないから、そういう事しかできないのかなって思う。

ネットほど他の媒体やメディアに依存してるものはないのに。
どうでもいい横文字と曖昧さと矛盾に満ち満ちてますね。

>平田さん
出稿し続けることが重要、というのはステータスを考えれば当然のことですよね。まあパチンコ業界が出稿してるのと似たような状況とも言えるけど。
企業の社会的信用という理由で広告を出稿する企業はまだまだあると思います。

>keisukeさん
コメントありがとうございます。
テレビを見ない、新聞を読まない、雑誌を買わない、そんな人たちはたしかに多いかも。テレビが家にないからダメってことではないけど、そんな人にテレビを批評できるとも思えないし。
横文字はぼくもキライですね。

はじめまして。いつも興味深く拝見しています。
今回のGlamの話、個人的には非常に興味があり色々と考えているんですが、「ブランディングってそもそも何?」というところでループして、まだ意見がまとまりません(苦笑)
Glamの取り組みを見極めるには時間がかかると思いますが、やっぱりなんかうさんくさいんだよなぁ・・・。

Fumioさん、コメントありがとうございます。

> 「ブランディングってそもそも何?」

そうですよね。そこが結局ずれちゃうと話ができないですよね。でも定義づけようとしない人も多そうですが。

Glamについては、Glamだけが頑張ってもダメで、参加メディアがどこまで本腰入れて頑張れるかがポイントだと思っています。

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