雑誌の売上に貢献したくないので書くかどうか迷ったのだけど、買わなくてもいいと思いますよという意思表示をしときたいので書くことに。
まあ雑誌的と言っちゃえばそれまでなんだけど、適当な取材の、やたら煽った記事。
スリーエムのフキンがブロガーイベントを実施した結果、「その甲斐あって」売上が伸びたとか、もちろん事実は社内の人じゃないとわかんないけど、そんな効果はないだろう。同時期にスーパーとか流通に働きかけてないのか? パッケージを変更してないのか?
ちょっと眉唾もの。
澁谷の社長のコメントにある「日本のブログはライブドアが最初」とか、まあ(ウェブ日記を入れるかとか、ベータ版公開を認めるかとか)何を持って最初とするかはたしかに微妙だけど、ココログじゃね?
このグラフも微妙。
もちろん数値は正しいんだと思う。だけど個々の施策で作れる売上の規模はぜんぜん違うわけで、さらに言えばここでのクチコミ(インフルエンサーマーケティング)は「マスメディアなどのPRによる」とあるので、そもそもブログとか関係ない。
花王の石井さんのコメントは良かった。
ホリスティック・マーケティングについて一度取材させてもらったけど、パートナーとみなす考え方とか、昔言ってた「PGM(Partner Generated Media)」と同じ。
ただ腰痛対策とかはちょっとエセ科学が入ってるので、そのへんはEBM(Evidence-based medicine)を徹底してほしいと思った。
四家さんのコメントもあった。
四家さんは"太っ腹"とか、こういう言葉の使い方がうまいですね。さすがだなあと思った。
巻末のブロガーリストはブログなのにURLが載ってなくて、何がしたいのか意味不明だし(ページ埋めたかっただけかな)、全体的に(間違った)結論ありきで書かれてるような印象を受けた。そんな魔法みたいなことはないって。
こういう中途半端な勘違い記事を載せるから企業はダマされちゃうんだよな。いっそのこと「ネットやクチコミなんか価値ねーよ」とバカにして無視してくれた方がマシ。


















コメント(4件)[コメントだけのRSS]
あらあら…随分と手厳しいww
僕も、サントリーさんのブログで記事がとりあげられたというのを見て、キオスクで購入。
確かに扇動的な印象はある記事でしたね。
でもこういった形でスポットがあたるのは、マーケティング手法としても昇華していくステップになるのかなとも感じました。
投稿者: p-article | 2009年2月25日 20:00
勘違い記事じゃなくて確信犯じゃないでしょうか。
代理店が企業からお金を抜くきっかけを作るのがこの記事の命題なので。
ていうか「ブログのクチコミ」っていう商品をマスメディアを使って売るってなんとも滑稽ですね。
これが広告でなく広報だったと仮定して、この枠を広告費用に換算したら、やっぱり費用対効果は高いんでしょうか。
投稿者: keisuke | 2009年2月25日 20:11
多少大げさに言うのは、雑誌的に仕方がないのでは。
巻末のリストですが、URLを打ち込む人は少ないと思います。
投稿者: 痛いテレビ | 2009年2月25日 20:25
みなさん、コメントありがとうございます。
まあみなさんがご想像の通り、広告で成り立ってるメディアにジャーナリズムを期待するのは難しいんでしょうね。
>痛いテレビさん
たしかにURLを入れるのは難しいかもしれませんが、顔文字とか記号が入ってるブログ名を打ち込むのはもっと難しそうです。
投稿者: 河野
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2009年2月25日 23:16