対人交渉という意味では一番めんどくさいのが引っ越し屋さん選び。
前回、湯島から今の家に引っ越したときにアートを使ったんだけど、対応が良かったので今回もお願いするつもりで見積もりに来てもらった。
思ってた金額(15万円以下)をちょっとだけ上回ってたんだけど、ぼくはこういう利権の奪い合い(どっちかが得して、どっちかが損をする)みたいな交渉ごとって嫌いなので、端数を切ってもらっただけで(渋々だけど)納得した。
大阪人のみんながみんな値切るのが好きってわけじゃないのですよ。
なんていうかな、こういうのって仮に限界まで値切れたとしても相手にはすごく負のエネルギーが蓄積されるわけで、それは交渉成功とは思えないんですよね。
そもそもプロなんだから自分の仕事が生み出す価値に見合った料金を提示してくれればいいんだし。こういう話ってウェブ制作の世界でもありそうだけど。
ただ今回はちょっと後悔することになった。
後になって見積もりの明細を見たら、営業の人が「置いていきますね」と言ったダンボールの値段(3,500円)がしっかりガムテープ(320円)と一緒に請求されていた。
いや、別にタダでくれとは言ってないんだけど、「貴重品を入れるのにいくついりますか?」って聞くときに、有料だってことは伝える義務があると思う。こっちは無料だと思うから「じゃあ5枚か10枚」と答えただけで、そもそも「お任せパック」なんだから有料だと聞いてたら「1枚でいい」って言ってるのに。
こっちもよその会社が無料で配ってるのを知ってるから、勝手に無料だと思い込んでたのはあるんだけど、明細の説明はちゃんとしなきゃダメだと思う。こっちが「ちょっとでも安くしたい」って言ってる以上はね。
で、これはプロの仕事じゃないなと。
もともとぼくは合い見積もりも取る気がなかったし(それも伝えたし)、20分くらいで決めちゃうくらい、そういう意味ではいい客だったと思うのに、こんなふうに騙されてるような気持ちにさせられてしまうと頼みたくなくなる。
どんどん不信感が募ってきたので、別の会社にも見積もりを依頼した。友だちに「良かったよ」と聞いていたサカイに見積もり依頼。
引っ越し業者の評判は、担当者次第なところがあるので、サポートセンターの応対の評価と同じでほとんど縁とか運なんだけど、だからこそ企業側は簡単にスイッチされてしまうことをよくよく理解していたほうがいい。だってどこでもいいんだもの。
ここまでが日曜日の話。
で、今日の朝にサカイから電話がかかってきて、来てもらったほうがいいよねって話をしたら、今日の午後にお伺いできるということなので、来てもらった。
けっきょく同じ日程で、1万円安くなった。まあ同じ値段でもサカイにしようと思ってたんだけど。
電話の向こうで何を言ってたかわかんないけど、上司の判断も早くて好感が持てた。というかまあ相対的な話になるので、普通の対応さえしてくれればいいんだけど。
ぼくが友だちから薦められたと言ったのも良かったみたい。
もちろんね、さらに合い見積もりを取っていけば12~13万くらいにはできると思うんだけど、こういうのはキリがないので特にそれ以上値切りもせずに決めました。
とりあえず引っ越し日が決まったのでなにより。











コメント(4件)[コメントだけのRSS]
いまのところ自前での引越ししか経験してないですが、引越してのは疲れる作業ですよね。ご苦労さまです。
#個人的にはサカイさんにあまりいい印象がないです。まあその時々の相対的なものなので一般的な答えなんて出しえないですよね。
投稿者: ムムリク | 2009年3月30日 17:21
いやーほんと疲れます。
サカイの評判というか、引っ越し業者って不満の声ばっかりがネット上に溢れているので、参考にし始めるとどこにも頼めなくなるんですよね。
まあそういうのもあって高くても安心を買おうと思ってアートにしてたのに、今回のようなことになると、どこに頼んでも運だなと。
投稿者: 河野
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2009年3月30日 17:34
一応大学をでてる俺。
その時勉強したのが「アカウンタビリティ(accountability)」
それに対応する日本語がないということは、日本にはその思想がない。これから一番重要になることなのに……といわれていたのが15年前(そんな前か)
この「アカウンタビリティ」っていうのが最近よくでてくる言葉で、それは「説明責任」。
どこまで「説明」すれば「責任」を果たせるのか?
「段ボール箱」を進めた時点で「有料ですよ」というのが「説明責任」だと思う。
明細にのっけただけで「説明責任」を果たせていると思うのなら、その人はダメだし、会社もダメだと思う。
いきつくところは「人」になるんだけど。
最近「人」が信用できないから、明細とかすごいみるけど、ちょちょいと変えられるし。
だからいい「人」に出会えたら、ハッピーな気持ちになれる。
でも完全に信用できるかというと、そういう心になっちゃいけない社会になってるからね。
俺も引っ越しの時アートだったけど、その時は俺は有料というのを承知で箱を買った。
で、引っ越し終わって、使ってない段ボールを「引き取りましょうか?」っていわれて、即「使うんで」って断った。お金出して買ったんだもの。引き取るなら、お金ちょうだい、って思った。
投稿者: ケージ | 2009年3月31日 04:15
最初から値切る気がそんなになかったんで、たぶん「ダマしやすい人」に見えたのかもしれないなあ。どっかで聞いた話だけどw
明細見たときに「あー、こうやって善人から搾取するんだ、この人たちは」と思った。と同時にすごくむかついた。
アートの「引き取りましょうか」も「買い取りましょうか」だったらいいんだけどね。
昨日断りの電話を入れたときのアートのおばさんの対応はすごくよかったのに(ちゃんとお詫びもしてくれた)、そのあとまた見積もりに来た営業の人からかかってきて「じゃあそのダンボールを無料にしたら、うちでやらせてもらえますか?」と聞いてきた。速攻で断ったけど。何が問題なのかがわかってない。4000円も大きいけど、黙って搾取しようとする魂胆が許せないって言ってるのに。
もう二度と使わないなあ。
投稿者: 河野
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2009年3月31日 10:31