このところ、Twitterについて考えています。
たまにBlackBerryから投稿してみたり、家にいるときはもう1台のPCにずっとタイムラインを流し続けてるのですが、これがマーケティングに使えるのかがまだ見えてきません。使えそうな気も少しだけしていて、このもやもやをどうクリアしていこうかと考えているところです。
まず「Twitterはおもしろいか」という点については、ぼくはあんまりおもしろくない。こっちは「わからない」じゃなくて、はっきり「おもしろくない」と言い切れる。ただその理由もはっきりしていて、ぼくの場合はブログもあるし、いくつかのメーリングリストもあるし、友だちとのメールもあって、自分の言いたいことを言えるスペースがかなり細分化されてるので、もうこれ以上は(今のところ)必要としてないというのが大きいです。
「腹減った」というのは、もし誰かとメシが食いたいならケータイでメールしちゃうし、「恵比寿ナウ」みたいなのは防犯上よろしくないので、書くべきではないと思うし。また誰かに水道栓閉められちゃうしね。
ただこの「腹減った」について言えば、ぼくはこの部分においてTwitterというサービスは画期的だと思っています。
これまでのネットサービス(その中にはソーシャルメディアと呼ばれるものも含めて)、今お腹が空いている人を探すことはできなかったわけで、そういう情報を可視化しちゃったのはすごいことだと思ってます。これまではせいぜいアンケートするくらいだったからね。
ただ同時に「じゃあ、いまお腹空いてる人を見つけてどうするの?」という企業のマーケティング上の観点から言うと、話は変わってくる。
つまり、「Twitterは企業のマーケティングに使えるのか」という点については、今のところは日本では難しいという回答になるし、今後については微妙だけど可能性はあるという感じ。でも正直よくわかんない。
もちろん今の時点でも、iPhoneやPokenのようなとんがった(あるいはとんがってると思いたい)人たちを対象とする商品なら使えると思いますが、一般的な消費財など、ほとんどの企業は使えない。
このへんを整理して見極めていかないといけなくて、さらに言えば、どういう状況になればここに参入する価値があるのかとか、そのトレーニングはいつから始めておくべきかということも含め、考えておかなければならない。
ま、このへんはTwitterに限らず、ソーシャルメディア全般に言えることだけど。
パソコン通信の頃から、10年以上もオンラインコミュニティを見て、参加してきてる人間としては、やっぱり現象的にはすごいことだと思ってるんです。
これほどネットに、人々のくだらない思考がダダ漏れになったことはかつてないし、革命的ですらある。
もう少し実験しながら答えを探っていくしかないんだけど、Twitterをうまいことマーケティングに使ってる日本国内の企業があったら教えてください。
(PokenとDELLとY!ショッピングとジュンク堂書店池袋本店/PC書と朝日新聞と、あと新宿のデリへルが使ってるのは知ってます)
以下、ここ1ヶ月くらいであれこれ読んだTwitter関連リンク集です。
- Twitterを使ってDELLが2億円の売上を達成! - IDEA*IDEA ~ 百式管理人のライフハックブログ ~
- 「Twitter」も「Flickr」も「YouTube」も「iTunes」も、すべてを使うオバマ大統領の新戦略 ∞ グリーンズ greenz.jp
- asahi.com(朝日新聞社):「ツイッター」って何だ? - てくの生活入門 - デジタル
- Twitterとは何なのか?(Lingrの死をきっかけにして考える) - 青春スイーツ
- Twitterでバイラるマーケティング(ビジネス編) - SEO対策の薬箱
- Twitter共同創設者、「ほとぼりが冷める日を待ち望んでいる」:ニュース - CNET Japan
- デリバリーヘルス「新宿ナイトヴィーナス」がTwitter 活用中 | すのふれ
- Twitterは新世代メディアの中核になるのではないかという、きわめて素朴な発想:ニュータイプになろう!:ITmedia オルタナティブ・ブログ
- Twitterについて感じている5つのこと - かみんぐあうとっ
- 朝日新聞がTwitterで情報発信:MarkeZine(マーケジン)
- Twitterの真の力 | Web担当者Forum
- Twitter関連Webサービス40個【20090531版】
- twitterはこんなところで、こんな人が、こんな風に使ってる:瀧口範子「シリコンバレー通信」
- メディア・パブ: Twitterバブルが崩壊?,5月に入って突然の急ブレーキが
- Twitterの有名人・公式・お役立ち情報アカウント一覧 - できるネット+ 編集部ブログ
- 「Twitterでマーケティング」日本ではハヤらない? - SEO対策の薬箱
- メディア・パブ: Twitterの成功事例,デルがTwitterを使って300万ドル売り上げる
[追記]
サービス設計的には「follow」という概念はすごくいいなと思ったし、だからこそcrossreviewは生まれたわけで、めちゃくちゃ尊敬も感謝もしています。











コメント(2件)[コメントだけのRSS]
実はセカンドライフと同じぐらいTwitterに興味がなくて一度も使ったことが無いんですが、河野さんが連続で記事にしたので、興味をもって見てみましたが…やっぱ自分には興味が持てない感じでした。
タイムセールなんか用だと、そういうチャンネルをつくれば広告スペースとして使えそうかなとか思ったぐらい。いろんな店舗のいろんなタイムセールが流れるならそれは面白そうだと思えるし。
ただ、1ユーザとしてコミュニケーション手段としてはやっぱりダメですね。仕事してるのもあるけど、リアルタイムでっていうのは暇人じゃないと無理だと思います。
まわりで使ってるひともほとんどいないのもありますけど。メッセンジャーすら使わなくなってますが、こういうのは暇な学生がほとんどなのかな
投稿者: Timeserver | 2009年6月18日 20:33
ぼくは食わず嫌いはいかんと思うので使ってみてるところ。正直盛り上がってる人の気持ちはわからないんだけど、ブログでも掲示板でもチャットでもIMでもないのはたしか。
ただまあそこまでヒトリゴトを言いたいわけじゃないし、普通に友だちとか恋人とか家族とかいたらいらないだろうね。
なんとなくだけど、PCの前に四六時中いる人よりも、あちこち動き回ってる人のほうが向いてる気はする。
投稿者: 河野
|
2009年6月18日 22:58