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mixbeat 第2回ワークショップ

土曜日はmixbeatのワークショップの日でした。
金曜日に都内でミーティングがあったので、翌日また出てくるのは(朝の8時半集合ってのを考えると6時に起きなきゃいけないし)ヤダなあと思って、大崎のホテルに泊まることにした。けっきょく2ヶ月連続で前泊してる。

もういっそワークショップの前日はEBISU GIGSとかを開催して前泊する理由を増やしていったほうが、自分を納得させられるかなと思ったり。

で、今回から塾生が当番制で仕切っていくのですが、まあ難産というか、正直行きたくないなあと思ってた。まあ難産なワークショップは去年もけっこうあって、当番によっては何度もミーティングを重ねたり、かなりの部分ぼくがアイデアを出したりしてたので、珍しいことじゃない。2期生になった時点で、その辺はもう一度繰り返されていくことは覚悟してたし、そのための時間も用意してたのだけど、まあ相談なしに勝手にどんどん進んでしまってて、修正不可能な時期までそれが続いて、ぼくがオッケーを出さないまま当日を迎えるという始末。

これは1期生にはなかったことで、べつに塾長だからって権力を誇示したいわけじゃないんだけど、この承認プロセスがいらないなら私塾としては崩壊してて、ぼくは不要だし、それを許せばただの気持ち悪いサークルになってしまう。最低限のクオリティを保つことがぼくの役割だと思ってるから。

これまで「失敗が許される場である」とか「当番は王様だからやりたいことをやればいい」と言ってきたので、そのへんが誤解を生んでたこともあるんだろうなと、ここは反省した。
というのも1期生に対しては「雛鳥体質」という表現を使ったように、自ら行動しようとしないことが一番の問題だと感じたので、より能動的に動けるように、失敗してもいいとか、自分で決めなきゃ始まらないことを伝えてきたんだけど、2期生はそのやり取りをすっ飛ばして、言葉だけが伝わってしまったので、自分ですべてを取り仕切らなきゃいけないと誤解してしまって、そのプレッシャーもあって、事務局にもぼくにも相談できなくなってしまったのかもしれない。
そういう意味では彼らにも悪いことをしたなあと反省してます。

IMG_0015

何をやったかについては塾生のブログを見ていただければ幸いです。

本人たちが反省してるので、もうこれはこれとして、ちゃんと消化して次に進んでほしい。まあストレス耐性がついたとか、自分の実力が見えたとか、いろいろ得るところもあったと思うし。

それにほとんどの部分を事務局に頼らずにやったと見れば、よくやったなあと思える部分もある。いや、ないか。まあでも体をなしてたってのは評価していいと思う。

問題はテーマ設定であり、そのテーマを理解するための手段(ワークショップ)の設計であって、初回のワークショップであれだけネタ出ししたのに、なんでこんな「プレゼンが上手くなりたい」という凡庸なテーマを選んだのかがそもそも失敗の原因。そういう自己啓発セミナーは3万円も払えばそのへんでやってる。
(自己紹介プレゼンがあまりにひどかったから、そこに引っ張られたのはわかるけど)

で、上手いプレゼンってなんだ? ジョブスみたいになりたいのか? ジョブスのようなスピーチがこの先の人生に起こるのか?

そもそも自分に必要かどうかも考えないまま、「あったらいいな」程度の認識で、知りうる限りすべてのスキルを身につけようとする、ある種の資格コレクターのような雰囲気があって、不安をどうにかしたいがために、使うことのないスキルを身につけることに一生懸命になって、やるべきことには永遠に着手しない展開。

P8010033

けっきょく実施されたのは、3分間で指定された商品を売り込みましょうというワークショップ。そんな「ジャパネットたかた」ごっこをしてなんになるのか、ぼくには最後までわからなかった。
とはいえ、参加した塾生は(遠慮もあるとはいえ)満足のコメントが多く、こんなのでいいのかーとさらにわからなくなってきた。
(まあ「相手の顔を見て話す」とか、そういう基礎的なレベルも前回はできてなかったし、そのへんは意識してちゃんとやれてたので、達成感もあったのかな)

たしかにビジネスの現場では「自分がいいと思ってない商品を売らなきゃいけない」というジレンマはあると思う。そのトレーニングにはなるのかなあと思ったりもしたんだけど、実際に塾生がやったのは、「これ使えばモテます!」とシークレットブーツや水晶のような『ジャンプ』の表3や表4に載ってる広告みたいなパターンか、自分じゃ使いもしてないのに「これ私も使ってるけどいいですよ―」とウソついて売るパターン。これじゃ詐欺と大差ない。

これで何かが得られたのだろうか。

塾生のみんなにはぜひそのことを考えてほしい。人前で話して(それもいちおうちゃんと聞かなきゃいけないという義務があるから、みんな真剣に聞いてくれるし)気持ちよくなって終わり、じゃなくて、自分の今後に活かせる何かが見つかったのかを考えてほしい。

ぼくにとっての今回の収穫は、事務局の3人の人選を間違ってなかったということがわかったことかな。彼らが最後に講評した際のコメントはどれも、ぼくが指摘したなと思うことばかりだった。と同時にそれぞれが微妙に違う観点でコメントしていて、事務局内にも多様性を持たせたいと思ってたので、そこはうまいこといってるなあと思った。

それと反省点もいくつかあって、遅々として進まないのに苛立ってしゃしゃり出たんだけど、そこはもっと担当の事務局(今回なら大塚さん)に任せて、ぼくは引いておくべきだった。指示系統が複雑化するのは良くないことなので。ぼくは事務局にあれこれ要求を出すべきで、直接当番と関わるのは(物足りないし、歯がゆいけど)我慢しなきゃいかんなあと思った。というかそういう役割分担をきちんと明確にしようということを終わった後に話した。

他にも1期生と比べて平均年齢が低いので、その分ぼくらとのギャップも大きいわけだから(平たくいえば彼らにはオッサンに見えるわけで)そこを埋める努力をこっちがもっとしないといけないなと思った。これも直接的間接的に何ができるかを考えて、あれこれと指示とお願いをした。
いちおうこんなふうに反省は反省するだけじゃなくて、ちゃんと対策も考えて行動するようにしている。

ストレスも多いし、時間的にも金銭的にも失うものが多いけど、こうやっていろんなことを考えるきっかけをもらえてるので、ありがたいなと思ってます。
勉強会をやったことのある人は多いけど、私塾を続けてる人はそんなに多くないので、貴重な経験をさせてもらえてるのは、塾生と事務局のおかげなので感謝してます。

以下、塾生と事務局のエントリーです。

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