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重要なのは、コミュニケーション能力(スキル)ではなく、コミュニケーション欲求

約1週間ぶりのブログ更新です。1週間以上経ってるか。

まあTwitterでちょいちょい書いたりしてるし、メールのやり取りは個々にしてるので、ネットと断絶していたわけではないんだけど、まあブログを書くのは(それがどんな駄文であれ)けっこう気をつかうので、世間も休みだし、姪っ子が来たりと遊び呆けていたので、いっそ意識的に休んじゃうことにしました。

こうして意図的に数日の休みを設けることは過去にもやってるんだけど、そうすると書きたくなるんですよね。熟成期間というほどじゃないけど、自分が意識してることとかを整理するには書くのを休むのも大事だなと。毎日書き続けるのもそれはそれですごいことだけど、ぼくにとってのブログは修行じゃないので、自分にとって、そして自分の好きな人たちにとって意味のあるメッセージが蓄積されるように、ほどほどに更新してればいいかなと。

そういうことを考えられたのも休んだおかげなんだけど、今回思ったのはタイトルにある「重要なのは、コミュニケーション能力(スキル)ではなく、コミュニケーション欲求」であるってこと。
あーそうだなと思った時に、Twitterにも書いたんだけど。

企業がブログやTwitterなどのソーシャルメディアを活用する場合、人選がいちばん問題になります。課題と言ったほうがいいかな。
たしかに予算も課題なのだけど、例えば数ヶ月だけ実験的にやるなら、広告出稿と大差ないので、それほど大きな問題にはなりません。むしろ広告はほとんどを丸投げできるのに対して、ソーシャルメディアマーケティングは自分たちでやるしかないから、そこに誰をあてればいいのかというリソース管理の問題が発生するので、そっちのが大変。
(ゴーストライターを雇用する方法もあるけど、まあやめたほうがいいです)

それでなんとか予算も確保して、社内でやるという覚悟もできたとして、議題に上がるのは「誰がやるか?」「誰ならできるか?」「誰が適任か?」という人選について。ぼくもそういう相談を受けます。

そういうときにわりと簡単に「コミュニケーション能力のある人を社内で探せ」という話になることってありませんか。
たとえばプライベートでブログを書いてるとか、普段の言動が社交的だとか、広報業務の経験者だとか、PR会社から転職してきたとか。

あえて言うけど、ぼくはそんなのはどうでもいいと思っています。
もちろんブログを書いてる人のほうがいいとは思うけど、それを選考理由にするのは間違ってると思います。

そうではなくて、自社の商品なりサービスなりを本当に愛していて、それをひとりでも多くの人に伝えたいと思っている人を担当にすべき。
経験なんてたいした問題じゃない。誰だって最初は初めてなんだから。

能力(スキル)はいくらでもあとから身につけることができるけど(より正確に言うと、教えることができる)、欲求(意欲)だけはどうにもならない。若干は話すことによって(意欲を)高めることはできるけど、そんなのは持続しない。

だからソーシャルメディアを活用しようとする企業は、直接語りかけたい、良さを伝えたいと思っている社員を担当にすべき。
開発の人でもいいし、バイトの人だっていい。ぼくは社員になったと同時に個人ブログを書き始めたけど、それはバイト時代にはそこまで会社に対しての愛がなかっただけのことで、愛がある人ならどんどん抜擢すればいいと思います。現実として、どのくらいいるかはわかんないけど、少数ながらも社員よりも会社やサービスや商品を愛してるアルバイトスタッフがいることをぼくは知ってる。もっともそういう人はどんどん社員に登用すればいいんだけどね。

そしてその人が義務感で発言するようになったら、交代時期。
人のモチベーションが持続するのは数ヶ月が限度で、ましてや消費者との直接対話はかかるストレスもハンパないので、定期的に休息が必要。先週のぼくのように。
ただ、この手の意欲溢れる人材は、ちょいちょい出てくるのも事実。ニフティ時代、コールセンターには100人以上のスタッフがいたけど、やっぱり数ヶ月ごとに「より良くしたい!」という熱い人が出てきてたので。

まあ人数が少ない会社の場合、コミュニケーション欲求を持った人がひとりでもいるのかって話なんだけど、そこはほら、いなければ社長がやればいいのです。最低ひとり(社長)はいるんだから。雇われ社長の場合は違ったりもするのかもしれないけど。

まあなんにせよ、コミュニケーション能力(がソーシャルメディアマーケティングで重要)の話は、もう終わりにしたらいいと思います。

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» そうか。愛さえあればいいんだ。
ソニー損保の片岡です。 今朝、コミュニケーションデザイナー・河野 武さんのブログ...

» コミュニケーション欲求
まあ人数が少ない会社の場合、コミュニケーション欲求を持った人がひとりでもいるのかって話なんだけど、そこはほら、いなければ社長がやればいいのです。最低ひとり...

コメント(4件)[コメントだけのRSS]

それ、納得ですね。
さかなくん、なんかも「魚が好きで好きでしかたなくて」今の彼があるのだと思うし。好きな趣味の話ならいくらでも語れるってのは誰もが実感していることでしょうし。
走り疲れたら休めばよいし、休んでいればまた走りたくなるものですよね。

ムムリクさん、コメントありがとうございます。
さかなくんはそうですね、ほんとにそう。

自分で語るほど愛はないけど、語ること(対話すること)の重要性をわかってる責任者は、ぜひそういう環境作り(疲れたときには休めるようにすることも含めて)をがんばってあげてほしいなと思います。

>それでなんとか予算も確保して、社内でやるという覚悟もできたとして、議題に上がるのは「誰がやるか?」「誰ならできるか?」「誰が適任か?」という人選について。

ふと、頭にうかんだんだけど、以前、保険会社のOGさんのSNSを会社側で提供してネットワーク化をはかって、パートタイムなどもふくめて職場復帰に活用というような話があったのですが、こういったコミュニケーション要員として、寿退社や育児を理由に退社したOGをリソースとしてもいいのかも...

もちろん全員が適任かというとそんなことはないんだけど、それなりに会社の事情もよくわかってると思うし、なによりも本人たちが社会との接点を欲求としてもっているというのがあるんじゃないかと思います。

雇用条件とかそういう問題がクリアできればの話ではありますが...

なるほど。それはアリかもしれないですね。
特に、その人に「無念」(もっと働き続けたかったのにという思い)があれば、うまくいく可能性はありますね。

このへんはご指摘の通り、テレワークなどの雇用形態、雇用条件とセットで考えていかないといけないんですけど、チャレンジする価値があるところだと思います。

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