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「信長の野望」で学ぶ経営術

ここんところずっと「信長の野望」をやってたのでブログも書いてなかったんですが、いやーおもしろいですね。すごい進化してる。2chとか見てると、ずっとやってきた人たちにはいろいろと不満も多いみたいだけど(たしかに異常終了とかのバグはあるんだよねー)、それでも楽しませてもらいました。

たしか「信長の野望」は「武将風雲録」(1990年)以来だから、もう20年ぶりくらいになるのか。そりゃ革新的に感じるなあ。

で、20年も経つと、何よりぼく自身の立場や視点が大きく変わっていて、新しい発見というか、勉強になることがたくさんあった。それも経営的な部分で。

ゲームそのものは1回しかクリアしてないのでたいしたことは言えないんだけど、ちょっとよそとは違う観点でレビューします。

まずこのゲームには「軍団制」というのがあって、自分の配下の武将に城や国の統治を委任することができます。
実際に史実でも信長は自分は岐阜城や安土城にいながら、秀吉など有力武将に各地の攻略を任せていたんですが、同じことができるんですね。

このへんの「権限委譲」は、言ってみりゃホールディングカンパニーのCEOみたいな感じですね。せっかくなのでぼくも信長として、観音寺城に居座って、秀吉や信忠や滝川一益や明智光秀に軍団を率いさせて全国を統一しました。

この軍団長に権限を委譲するのは忍耐の連続で、攻めないんですよね。「いま攻めたら勝てるのに」ってタイミングでも出陣しない。もちろんそのときに手動に切り替えて攻めることもできるんだけど、そうすると意味ないので我慢する。部下を育てるには忍耐が必要。

しかもこの軍団長が「ホウレンソウ」がまるでできないんですよね。「準備ができたので今から攻めますよ」とか言ってくれりゃいいのに、それぞれが勝手に攻めるから、ちゃんと見てないと応援が間に合わない。
けっきょく各軍団の全国の戦局を見ながら、援軍を出したり、伊賀忍者や根来衆などに協力要請をして支援することに。このへんも子会社のP/Lを見るのに似てるかも。

同盟を組んでる家康もたまにしか援軍要請をしてこないので、ほっとくと武田とかに滅亡させられちゃうので、こっちからボランティアで援軍を送ったり。
ホウレンソウのできない部下というのは本当に大変です。

出陣のタイミングもそうなんだけど、このへんの「スピードの重要さ」であるとか「物事は相対的に決まる」というビジネスにおける原理原則はやっぱり共通していて、ビジネスやマーケティングを戦争に喩えるのはどうなんだと思いつつも、メタファーとしてこれほどしっくりくるものもないのかなと改めて認識した。

けっきょくノロノロしてる間に、敵対勢力がどんどん他勢力を侵略して強大になってしまったり、同盟を組んで攻めてくるので、可能な限り早く、こちらから能動的に動いていくようにしないといけない。のんびりしてると死んじゃうしね。

「選択と集中」も大事。中盤になると「包囲網」というイベントがあって、各地の大名が組んで攻め寄せてくるんだけど、この場合はいかに各個撃破に持っていくかを考えなきゃいけない。いま攻略すべきはどこかを考えて、そこに兵力を集中するのはじつに理にかなっている。

あと下克上の世の中ですから裏切るやつも出てくるので、加増して給料アップしてあげたり、茶器をプレゼントしたり、官位や役職を任命したりと、いろんなアメを振る舞いつつ、ご機嫌を取ったりするわけです。まあそのかわり命はって戦ってもらうんだけど。

とまあこんなふうに、自分では部下の機嫌を取りつつ、戦に関しては援軍を送ったり人材を登用して前線に回すなどの後方支援に専念して、それなりに優秀だけどホウレンソウのできない部下たちに敵勢力の攻略を任せて日本を統一しました。

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経営者育成に「信長の野望」を! とは言わないけど、管理職になる人にとってはけっこういい勉強になるかもしれない。

以下、どうでもいい話。

最後に九州が残ったので、九州平定だけは自分で操作しました。信長オールスターズで。その頃は上杉謙信も伊達政宗もみんな部下だったので、最強メンバーで島津家を滅ぼしました。

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これが第壱軍。信長の他、黒田長政、最上義光、津軽為信、伊達政宗がメンバー。

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続いて第弐軍。本多正信、本多忠勝の徳川家重鎮に加えて、竹中半兵衛(竹中重治)、鍋島直茂、龍造寺隆信の5名。

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最後に第参軍。上杉謙信を筆頭に、大谷吉継、酒井忠次、島左近(島清興)、富田影政の5名。

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ほかにも前田慶次郎(前田利益)とか加藤清正とか強い部下はいっぱいいたんだけど、統率力(この能力値で率いることができる兵数が決まる)の高い武将を中心に選びました。

「信長の野望」みたいなゲームは中盤から勝ちパターンに入ると、圧勝が続いてサルでも勝てちゃいます。なので最後の島津家との戦はただの弱いものイジメみたいになってたんだけど、ヤン=ウェンリーが言ってた「2倍以上の兵力差で戦いに挑めば、そうは負けない」という言葉を証明することになった。

じつは今回「信長の野望」をやったのは、こないだ一気見した(最後の10話くらいがまだ見れてないんだけど)「銀河英雄伝説」の影響が少しあって、戦略で勝利しておけば戦術や戦闘など誰に任せても勝てるということを証明したかったんだよね。
事実、「戦いの前に圧倒的戦力差を作るのが戦略」というのはまさにそのとおりだったし、しょせんゲームではあるんだけど、いろいろと考えさせられた。

あ、そうそう。朝廷から関白就任の打診をされたけど、きっぱり断ったった。
でもさらに今度は征夷大将軍になれって言われたので、何度も断るのは悪いかなと思って、幕府開いちゃった。

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けっきょく徹夜もしたけど、30時間くらいかかったかなあ。

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