失笑のほうね。あと苦笑と。
昨日は平塚で「笑う警官」を見てきた。とにかくひどい映画だった。映画のCMはほんとに編集がうまくて、誤解させるテクニックはかなりのものだけど、「マンマ・ミーア!」のとき以上にダマされた感が強かった。
ヒットメーカー角川春樹が11年ぶりにメガホンを取り
という謳い文句も、メガホン渡しちゃダメだったなと。
200人くらい入るスクリーンに、客がぼくを入れて8人。でもまあ平日だし公開してから2週間くらい経ってるし(11/14公開)こんなものかと思ったら、エンドロールが終わって照明がついたら誰ひとりいなかった。ぼくはいちおう制作者へのマナーとしてエンドロールを見てから立つようにしてるんだけど、正直途中からツッコミ疲れて早く出たかったのでみんなの気持ちはよくわかる。「THIS IS IT」の上映後の拍手とはえらい違い。
ストーリーもぜんぜんしっくりこないし(放り投げすぎな上に、登場人物の名前を一回くらいしか出してないので大半のキャラを覚えられない)、カメラワーク含め安っぽい演出も目を背けたくなるくらいだった(あの痛々しい演技指導は役者殺しだなあ)。大森南朋もかわいそうに。
世紀の駄作と言っていいと思う。Vシネマっぽい。
警察組織の闇を描きたいなら、まずは「踊る大捜査線」から見直してきたらいいのに。
で、帰りながらネットの評判はどうなんだろうというのが気になった。もし「集合知」というものを信じるなら、この映画が5点満点で1点じゃないと、少なくともぼくは信じられないし(価値観の上で)今後参考にならない。
まずはYahoo!映画。
1.98点。まあ満点付ける人もいるだろうから平均にするとこのへんになるのかなと思える妥当な点数。
続いて映画生活。ぴあになってから初めて見たかも。
48点。100点満点にしてるので、5点満点にすると2.4点か。ちょっと微妙(に高い)。
最後にgoo映画。
33点。5点満点にすると1.65点。ネットの評判(3.4点)のほうはブログの評判分析なのであまりアテにならない。
こういう評価は平均よりも分布が大事。
うん、納得。サンプルが10人なんだけど、遠慮や配慮も含んだ上での33点って感じもするし、だいたい納得の範囲内。
これを見ると、クチコミサイトの集合知というのは傾聴に値するかなという感じ。今度からは映画を選ぶ前にこういうサイトの評価をチェックすることにしようっと。
[追記]
この映画を絶賛する人とは友だちになれそうにないんだけど、でもまあ映画の日にでも見に行ってもらえるとぼくもモヤモヤとイライラを共有できるのでいいかも。
















コメント(2件)[コメントだけのRSS]
見てないのに言うとなんですが、角川春樹って段階で見る気をなくしていたわたしは案外正解なのかもしれないってことですね。
分布が大事。これ重要ですね。
投稿者: ムムリク | 2009年11月26日 10:43
正解ですねw
まあ怖いモノ見たさもあったんですけど、翌朝までに事件を解決というストーリーなので「24」みたいに撮りたいんだろうなあと思いつつ、まったく緊張感とかないし、安っぽいにもほどがある感じでしたね。
投稿者: 河野
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2009年11月26日 10:53