名古屋の話。
もう1年以上ずっとブログに「名古屋に行った」ってことを書いてきたんですが、あれじつはブラザー工業さんに行ってたのです。
去年の夏くらいからお手伝いしてきたんですけど、ソーシャルメディアとの付き合い方とかそのへんのアドバイスをしてきました。
ちょっと余談ですが、ぼくは仕事の依頼を受ける際に「自宅に来てもらう」ことを最初にお願いしています。それは相手の本気度を測るためにやってるんですが、さすがに名古屋から(当時住んでた)恵比寿まで来てもらうのは申し訳ないなあと思ってたんですよね。でも来てくれました。ぼくのブログとか講演資料を読んで、もっと話を聞きたいとわざわざ来てくれたんですね。
もうその時点でとことんお手伝いしようと決めました。浪花節なので。
具体的には企業がウェブに参加する際のマナー(それこそ一昔前の表現ならネチケットみたいなこと)をレクチャーしたり、最近のウェブマーケティングの動向について情報を共有したり、いつものように妙な代理店にダマされちゃいけませんよという話をしたりしながら、ブラザーならではのソーシャルメディアとの関わり方を一緒に模索してきました。
その最初の一歩が今回のブログの「再開」です。
このブログを読んでる人の認知率はかなり高そうなんですが、ブラザーは2005年から1年ちょっとブログをやってたんですよね。
その頃はまだ企業が自らブログを書くというのは珍しくて(日産のTIIDA BLOGなどが2004年に始めてたけど数社しかなかった)、しかもはてなダイアリーでってのは初だったんじゃないかな。
プリンタのプレゼントキャンペーンをはてなキーワードを使ってやったりしてて、ぼくも当時はビーケーワンでブログやってたから気にしてました。
「なかのひと」の温度が感じられるいいブログだったんだけど、多くの企業の例に漏れず終わっちゃったんですよね。
なので今回はそういう反省も活かしつつ、当時抱えてた課題などについても対策を考えて時間をかけて再スタートをきることにしました。けっこう難産でした。考えるのは自由だけど、やるのは障害だらけ、というのはおそらくいま日本中のマーケティング担当者がぶつかってる壁だと思いますけど、予想通りの困難さでした。
じつは何度か「こりゃダメかな」と思うこともありました。でもぼくが先に諦めちゃいけないと思って応援してきました。逆に言うとぼくにできるのは応援やアドバイスくらいで、主担当の服部さん(ブログにも登場してます)をはじめみんなが諦めずに踏ん張ったからここまでこぎ着けられたのです。
確実な一歩前進。こういう瞬間に関われるというのは本当にうれしいし、できるだけたくさんの企業のこういう瞬間に関わりたいと思ってフリーの道を選んだぼくとしてはたまらない充実感です。
もっともぼくはブログを作ればすべてが解決するとは思ってません。
でも企業が消費者と繋がり、さらには繋がり続けることを考えればブログほど適したツールはないとも思っています。安いしね。
これからいろんな活動を通してブラザーという企業を知ってもらい、好きになってもらうためにはベースとなる場所が必要で、いろんな活動を繋ぐハブとしてブログが更新され続ければいいなと思ってます。
ソーシャルメディアマーケティングを実施するにあたってそれこそいろんな課題はありますが、それを担当者(チーム)の「覚悟」にまでシンプルに削ぎ落とすことができれば半分は成功したようなものです。あとはやりゃいいんだから。まあそうは言っても人は強くないのですぐ諦めちゃうし、モチベーションを維持するための仕組みや体制はちゃんとしないといけないですけどね(そのへんが残りの半分)。
コメント受付けたらいいのにーとか現状がベストとも思ってないので(いまのデザインはフィードバックを積極的にもらおうとしてないように感じる)まだまだ今後も改善し続ける必要はありますけど、それでも再開しようと決心したブラザーをぼくと一緒に応援してあげてほしいなと。












コメント(2件)[コメントだけのRSS]
新生ブラザー公式ブログの誕生には、河野さんのサポートがあったんですね。はてなダイアリー版で、本当に微力ながら支援させていただいた身として、少し感慨を覚えています。
ご担当の皆さまはとても真摯に「At your side.」を追求されている方々が運営されていると思います。是非今後ともご支援されますようよろしくお願いします。
投稿者: 田中慎樹 | 2009年12月10日 22:15
田中さん、コメントありがとうございます。
そうですね、当時は田中さんたちがサポートされてましたよね。
ぜひぜひ応援してあげてください。
投稿者: 河野
|
2009年12月10日 23:26