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5年前に考えていた未来のECの話

「Decade」を作りながら昔やったこととかそのリンク先を見てていろいろと思ったという話。

bk1.jp(いまは本体のURLになってるけど当時はぼくの実験室だった)を作ったときに、書籍をまとめ買いしやすくするために、ページ内に常に表示されているショッピングカートというのを実装した。ほとんどのECサイトって(Amazonもブックオフオンラインも)いま自分がどんな本を何冊カートに入れていて、あといくら買えば送料無料になるかってことがわかんないですよね。

これってけっこう不便だなと思って、常に見えるようにしたらどうかなとやってみました。まあ表示スペースをけっこう取ることになるのでみんなやってないんだと思うんだけど、びろーんって伸びるような感じでいまから実装してもいいかもしれないなあ。

あとは「カゴメール」といって、カートにある商品リストをメールで送信する機能も作ってたんだけど、これはいまだとブックマーク(いわゆる「あとで買う」リスト)があるからあんまりいらないかな。

それとシックス・アパートに取材された記事はたまに読み返すんだけど、5年前にソーシャルな感じの話をしてるんですよね。

河野氏は、最後にこう語った。「いつになるかは分かりませんが、ビーケーワンのサイトに対して書評を投稿するという形態ではなく、基本的には全員が個人のウェブログをもち、ビーケーワンにトラックバックをしてもらい、彼らにインセンティブが支払われるという関係にしたいですね。スタッフ全員にもウェブログを持たせて、書籍をキーワードにつながっていく。サイト上では、スタッフとユーザーが書いている書評が同様に並び、この書評は書籍を1000冊読んでいる人によって書かれているなど、読者にとって参考情報をつけることができれば面白いと思います」

「bk1」がMovable Typeを使う理由 : Blog on Business - Six Apart

ほかにも「ECサイトをただの自動販売機にしたくない」とか話してて、このへんは今でも同じようなことを言ってるんだけど、変わってないなと。まあいいことだと思っておきます。

こうやって過去の発言を読み返すと当時イメージしてても実現できてないことがけっこうあります。
いま考えれば全部が全部ECサイト「内」に作る必要はないし、とくにブックオフオンラインのように僅少在庫を取り合うECサイトの場合は自動販売機に特化したほうがいいこともあるので、このへんはうまいこと外部サイトを作っていくほうがいいんだけど、アイデアそのものはまだ使えるなあと思った。
いまだとOpenIDのようなサイト間を繋ぐ仕組みもあることはあるしね。

オトナ買いもそうだけど、ECでできること(店舗との利便性における差別化)はもっともっとあると思うんですよね。
それを考えて実現していきたい。

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コメント(2件)[コメントだけのRSS]

そうですね。当時はブログの可能性について、たくさん話をした気がするんですが、多くのことを実現できていないですね。

シックス・アパートを立ち上げる前の自分のブログの記事も、外部の人間としてシックス・アパートに期待する内容、というコンテキストで書かれているものが少なくないので、定期的に読み返すことは、頭のリフレッシュ効果がありそう。

そうですね。わりとそういうのって思いやアイデアが先行してるので当時は予算や技術の関係でできてなくても今ならできることもありますし。
ブログのストック性が活きますよね。

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