smashmedia

« ペイパーツイート(Pay Per Tweet)はほっといていいの? | メイン | 家庭用たい焼き焼き器 »

発言機会、発言内容を支配するか

あとで追記するかもしれないけど、取り急ぎ。

この話。

Twitterでどなたかがコメントされてましたが、たしかにPayの部分の定義をどうするかなので、プレゼントというのはこれに当てはまらないというのはそういう見方もあるかと思います。おそらく厳密な意味(狭義)では「1記事100円」以外はちがうと言っていいでしょう。

書き方が悪かったのですが(今回はタイトルが簡単に思いついたので説明をはしょってますね、すみません)、問うべきは「ペイパー○○」であるかどうかではなく、ソーシャルメディアを前提にしたときに企業は消費者間の会話を支配(コントロール)してはいけないということです。

つまり、ぼくがダメだと思っていて、常に問いかけているのは

  • 発言機会を支配するか
  • 発言内容を支配するか

という2点です。

前者は、ハガキやFAX、メールのようにクローズドな応募手段ではなく、多くの人の目に触れることを意図してブログやSNSなどのソーシャルメディアへの発信を義務づけることを指しています。
もちろん「ご意見を書いてください」と呼びかけるだけでNGということではないです。次のポイントとセットで考える必要があります。

後者は、本音を書くことを躊躇させる、悪い内容を書かせない圧力がかかっていないかということです。これは普通にハガキで応募のケースでもよくあることですが(「いつも見ています」とか「大ファンです」とか)、上記の人目に触れるかどうかというのとセットになった途端に問題になります。
(直接的にベタ付けで報酬を与えるよりも、プレゼントのように抽選のほうが支配が強かったりすることもある)

まあ今回のマクドのやつでマクド礼賛なTweetで溢れてるわけでもないだろうから、そこは自分で書いた通り偏見だし、例として挙げるのは申し訳なかったですね。

ただあれを書いたのは、こういうことに対して「おかしいんじゃないの?」と言ってる人がぜんぜんいないのと(ひとりいるのは知ってる)、WOMJってそういえばガイドライン作るって言ってたけどどうなってんのかなと思ったからです。あの頃はTwitterはここまで利用者が広がってなかったからブログの話ばっかりしてたけど、これからは企業がTwitterをどう活用するかという点で(スタンスじゃなく、モラルの面で)しっかり啓蒙していかないといけないんじゃないかな。

ブログにせよ、Twitterにせよ、利用者は黎明期に進出してくれる企業には親近感がわくし、かなり好意的に見ちゃってる部分もあると思います。
だけどそれが本当にフェアなのか、倫理的な問題はないのか、消費者を欺くことに繋がらないのかということについては、最初からちゃんと考えなきゃいけませんよね。

という話でした。

感想メール

感想を送る感想をメールで送る

トラックバック

この記事のトラックバックURL:

コメント(3件)[コメントだけのRSS]

「発言機会や内容を支配している」のは確かにそうなのかもしれないのですけれども、自分の意志でpostするしないを選択しているので問題がないんじゃね、という意見が出て来そうですね。
個人的には、週刊ダイヤモンドのtwitter特集を河野さんがどのようにお考えなのかをお伺いしてみたいところですcf:http://diamond.jp/series/newdw/10_01_23/
記事には
『週刊ダイヤモンド編集部@diamondweeklyもツイッターアカウントを取得して、ユーザーに情報発信し、ユーザーから情報をいただき、ユーザーとの対話を積み重ねながら、特集を作っていきました。
雑誌編集のあり方も大きく変わりますね。驚くべき変化が訪れつつあることを実感します。
一例を挙げれば、表紙と特集扉。これらは、すべてツイッターのユーザーアイコンです。ツイッターで掲載希望を募ったところ、わずか1日で5000人近い応募が殺到しました。ブログやメルマガでは、こんな爆発的な反応はとても期待できません。』
とあって、ちょっと前にあった「フリー」のpdf10000人ダウンロードと同じにおいを感じたりするのですけれども、じゃあ加ト吉がtwitter上だけでオフする人を募ったりするのはどうなんだろうとか、企業アカウントをfollowしたり企業アカウントに対してpostするのは、発言に対してユーザが何らかのレスポンスを期待していると考えた場合、河野さんが言うところの「発言機会や内容を支配している」に該当するのかどうかとか考えてしまいました。

こんにちは。こういう問題提起は不可欠ですね。ぼくの視点では、Macの今回のキャンペーンの骨子は、単なる懸賞付き新商品感想募集キャンペーンで、その手段が流行りのTwitterメインだったというだけ。要するに、キャンペーン企画そのものが極めて安易(机上仕事)という印象です。
Twitter / Search - #bigamerica みたいなことになっているのが、その象徴のような気がします。手間ひま惜しんでソーシャルメディアマーケをやると、こういうことになっちゃうんかなあ、と。それにしても、やらせ企画に引っかかりやすい体質ですね、日本McDonaldは。。。脱線しますが、大相撲の今場所の懸賞旗もMacずらりで、ちょっと辟易。金が余りすぎなのかな。。。

>ululunさん
コメントありがとうございます。『ダイヤモンド』は新幹線でざっと読みましたが、とくにこれといった感想はないですね。まあこんな感じになるんだろうねというところでしょうか。
支配するというのはもちろん程度問題は存在しますよね。誰だって返事がほしければ(金品の授受がなくても)低姿勢かつ友好的になるわけだし。
だから大事なのは、なんて書くかということと、それを他の人に見えるように書け、ということの合わせ技のときがヤバいってことです。
企業アカウントに話しかけるのはべつにDMでもメールでもいいわけで、PostやTweetを指定していないでしょ。そこはちがうと思います。

>zosojhさん
コメントありがとうございます。MacとあるとAppleをイメージしちゃいました。マクドですね。
まあおっしゃるとおり企画そのものはTwitter大喜利なのでベタではありますね(ベタが悪いとも思わないけど)。
こういうのがどのくらい効果があるのか、あるいは効果があると売り込んでいるのか、とても興味があります。あるいはこういうことをやることに意義を見出してくれてるのかとか。だとすれば本当にお金が余ってるってことなので羨ましい限りですが。

コメントを投稿(SPAM以外なら大歓迎です!)

この情報を登録しますか?
コメントへの返信をメールで通知しますか?

(コメント投稿に少し時間がかかることがありますが、クリックは一度だけでOKです)

※質問は掲示板でも受付けています。

関連記事(実験中)

「シムエントリ」には「ぽぷる」のデータが使われています。感謝。

« ペイパーツイート(Pay Per Tweet)はほっといていいの? | メイン | 家庭用たい焼き焼き器 »

最近のエントリー

カテゴリー別アーカイブ

月別アーカイブ

過去のダイジェスト(オススメ記事)

  • あわせて読みたい
  • TwitterCounter for @smashmedia
  • track feed
  • スカウター : smashmedia
  • この日記のはてなブックマーク数
  • 人気ブログランキング - smashmedia
  • Real Time Web Analytics