平均と分布

例えば10人のアンケートで5点満点で平均が3点だったとします。
これは何を意味していると思いますか?

この結果が示しているのは、全員の合計ポイントが30点だったということだけです。
そしてこの平均では見えないものが分布なのです。

例えばユーザーアンケートなどで、評価値を集計することはよくあると思います。このときに平均しか見てないとしたら、それは情報としてはほとんど無意味です。

以下のグラフを見てみてください。これらはすべて「平均値が3」になる結果です。




これらすべてが「平均値が3」という結果しか示していないのです。もちろん全員が3点であることもあり得ます。
極端に評価が分かれているのか、それとも平均値付近に評価が集まっているのか、それは分布を見なければわかりません。

大絶賛と大不評ならそれは個性があっても強みとして活かせばいいですし、平均値付近ならおそらくそれが全体の評価なのだと思います。

データの分析はマーケティングで重要な作業ですが、正しく数字を読み解くには平均と分布の違いをきちんと認識してください。

トラックバック(1)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 平均と分布

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://smashmedia.jp/mt/mt-tb.cgi/59

Amazonの話。 Googleのようにロゴで遊ぶようになったんですね。今日まで... 続きを読む

コメントする

マーケティングis.jp

すべての記事はマーケティングis.jpに引っ越しました。他にもいろんな記事をご用意しておりますので、ぜひお越しください。
125_125marketingis

著者の書籍紹介

ウェブページ

Powered by Movable Type 4.27-ja

このブログ記事について

このページは、河野が2007年5月20日 17:51に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「ロングテールの法則」です。

次のブログ記事は「マーケティングis.jpのご案内」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。